Ghosn is Gone


日本から不法出国を果たし、2019年最後のビッグニュースを飾った、カルロス・ゴーン氏の会見を見た。

YouTubeのテレ東NEWSはノーカット再生してくれるので、ニュースソースとしてとても人気がある。

チャット欄やコメント欄をオープンにしているのも高評価。

2020年1月8日22時からLIVE中継だったが、6万人も視聴していた。

一般庶民の僕からすれば、ゴーン氏が逮捕された理由が日本の司法当局が言う通りなのか、日産幹部のクーデターだったのか知る由もない。

ただ、今回の事件で思うことをいくつか。。。

■感想1.日本の司法制度は前近代的だと思う。

これは、ホリエモンが自身の体験をもとにYouTubeで語ってくれているので、とても分かりやすい。

【参考】
https://www.youtube.com/watch?v=CEzNO5ac-AI
https://www.youtube.com/watch?v=8rjdR2xzeVo

検察官の自白を強要するスタンスや、取り調べで弁護士が同席できないなど、意外に日本の司法システムにおける人権保護のレベルは低いと認識した。

ゴーン氏の会見を契機にまともな方向に改革してほしい

■感想2.裁判所の保釈判断は甘かったと思う。

保釈申請の際、弁護団側からはGPS装置の着用等の申し出を行ったが、裁判所はそれを不要としたらしい。

米国とかはGPS付きの足枷を付けるのを見たことがある。

弁護団からの申し出にもかかわらずそれを不要とした裁判所の判断は甘すぎると思う。

結果、不法出国の経路は分からずじまい。

フライト履歴から関空発イスタンブール経由レバノン入りをかろうじて知ることができるという体たらく。

日本人であれば、国外逃亡してもビザが切れれば強制送還されて帰国することになるが、ゴーン氏の様に国外パスポートを持っている場合は、国外逃亡されると打つ手はない。

■感想3.日本の入出国管理は抜け穴あり。

刑事被告の国外逃亡をあっさり許してしまったのは日本国の失態中の失態。

世界に恥をさらしてしまった。。。

どうもプライベートジェット関連はチェックがザルな傾向にあるらしい。

ゴーン氏は関空から出国したとの事だが、わざわざ関空にまで出向くということは、そこに起因する穴があったのだろうか?

関係者はどえらいことになっていると思うが、是非原因究明をして穴をふさいでほしい。

引き続き今後を注視したい。