新生銀行撤退を考える


10年くらい前から、メインバンクとして新生銀行を使っています。

当時は下記のようなメリットがあって、なかなか使い勝手の良い銀行でした。

メリット1:コンビニATMや都市銀行での出金手数料無料

メリット2:振込手数料優遇(新生ゴールドの場合、5回まで無料)

メリット3:キャッシュカードで海外ATMでも引き出し可能

メリット4:コールセンターが24時間営業

メリット5:インターネットバンキングの同一画面でキャッシング可能

新生ゴールドになると、振込手数料の優遇や定期預金の金利優遇などが受けられるので、新生ゴールドになって長いこと使っていました。

しかし、改悪の波が押し寄せます。

まず、

[改悪1.インターネットバンキングの同一画面でキャッシング不可]

システム改修に伴い、インターフェースが分かれて(別システムになって)しまいました。

別のシステムになってしまったら、別のほかのキャッシングサービスでもよいわけで、新生銀行でキャッシングする必要は無くなり、めでたく解約となりました。

次が、

[改悪2.コールセンター24時間営業終了]

新生銀行は、定期預金の途中解約等は電話で行う必要があります。

しかし、当時の新生銀行コールセンターは24時間営業だったので、この不便さはほぼ感じることはありませんでした。しかし、いつの間にか営業時間が短縮され、電話連絡が超絶な苦痛行為に変わりました。

その次が、

[改悪3.海外ATM出金サービス終了]

新生銀行のキャッシュカードで海外ATMで現地通貨が出金できるというのは非常に魅力的でした。

(その後、クレジットカードの海外キャッシングのほうがレートが良いことが分かり、使わなくなったのですが・・・)

改悪続きで申し訳なく思ったのか、サービス強化として打ち出したものの個人的にはガッカリ度の向上に繋がったものが次、

[改悪4.Tポイントとの連携]

自分、マイレージはJAL派のため、JALに移行可能なポイントしか貯めていないのです。

で、TポイントはJALマイレージに移行することができないため、個人的には全く価値がありません。

ポイントサービスって顧客の囲い込みに利用するものですが、私に関しては全くの逆効果で、むしろ新生銀行を使うモチベーションが下がりました。

それでも新生ゴールド会員なので、振込手数料優遇と、ATM出金手数料無料は残っており、今日まで頑張って使い続けてまいりました。

しかーし。

先日ふとしたことで、ふつーに日々使うだけでポイントがたまり、そのポイントがJALのマイレージに移行できるスバラシイ銀行が見つかりました。

給与振込先の変更とか、申請ゴールド維持のために預けている外貨定期預金の解約とか(円高なので多分損失発生ですわ(TωT))、メインバンクの移行は結構面倒くさいのだけれども、これ以上無駄なポイントをプレゼントする銀行を使っていても仕方ないかと。

ありがとう新生銀行。
さようなら新生銀行。