【セキュリティ事件簿#2025-180】山形大学 個人情報が流出した可能性のある事案の発生について 2025/5/12

 

本学では、4月21日に、本学教員が業務で使用するノートパソコンにおいて、サポート詐欺に関する虚偽の警告掲示に対して、遠隔操作ソフトをインストールさせられ、不正アクセスされる事案が生じました。

不正アクセスにより当該パソコンに保存していた本学学生の個人情報が流出した可能性があり、対象の方々に対し順次お詫びとお知らせを行っております。

なお、個人情報が漏洩したこと及び不正アクセスによる二次被害が生じていることの確認はされておりません。また、本件において金銭的な被害は発生しておりません。

このたびは、学生の皆様をはじめとする関係の皆様に多大なご迷惑及びご心配をおかけすることになる可能性がある事案を生じさせましたことを深くお詫び申し上げます。

 【流出した可能性のある個人情報】

①学生名簿(2017~2025年度):2,306名の氏名及び学生番号

②健康調査票:313名の学生番号、メールアドレス、生年月日、電話番号及び健康調査票回答事項

③学生相談時に特に要望、情報提供があった学生の名簿(パスワードにより暗号化):12名の氏名及び学生番号

④学生相談時に特に要望、情報提供があった学生の名簿(パスワードにより暗号化):6名の氏名、学生番号及び要望等の事項

(※)①~④については農学部、大学院農学研究科及び岩手大学大学院連合農学研究科(山形大学配属)の学生に係るものです。

本件につきましては、関係する行政機関へ報告するとともに、警察にも対応を相談し、被害情報の調査を継続して行っております。

このような事態が発生し、学生の皆様をはじめ関係の皆様に多大なご迷惑及びご心配をおかけすることになりましたことを、重ねてお詫び申し上げます。本学では、このたびの事態を重く受け止め、情報セキュリティに関する学内の研修を徹底してまいります。また、個人情報の取扱いや情報セキュリティに関する施策の強化を通じ、再発の防止に努めてまいりたいと存じます。

なお、個人情報漏洩と考えられる事象をみかけた場合やご不明な点があります際は、以下の窓口までご連絡いただきますようお願いいたします。

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