2025 年4月 24 日付でお知らせいたしました、当社のオーダー業態「DIFFERENCE」のサーバーに対する不正プログラムの行使により、サーバー内に保管されている当社保有の個人情報が一部漏洩していることが判明した件についての調査を行い、調査結果を踏まえた再発防止策の実装を完了いたしましたので、これまでの経緯と共にお知らせいたします。お客様をはじめ関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、改めまして深くお詫び申し上げます。
1.経緯
「DIFFERENCE」のアプリにおいてご利用いただいているお客様の「オーダー詳細ダウンロード」サービスに対して、不正プログラムを用いた大量アクセスが開始され、2025年4月22日8時53分にシステム管理会社が異常を検知し、この間に個人情報が漏洩したとの報告を受け判明いたしました。同日9時07分に修正プログラム適用にて、不正プログラムへの対策を施し初期対応をいたしました。
本件判明後速やかに対策本部を設置し、今回被害のあった「オーダー詳細ダウンロード」サービスと類似サービスを停止したうえで、本件を公表し、警察への相談とともに、個人情報保護委員会へ報告いたしました。
2.対象となる方への対応
2025 年4月 24 日(木)に、「DIFFERENCE」カスタマーサポートセンターよりメールにて対象となる方へのご連絡をさせていただきました。
そのうえで当社ホームページにも、同様に上記事象を掲示して事象を広く告知し、重ねて対象者様への注意喚起をお願いさせていただくとともに、対応窓口を設置して、対象者様を含む「DIFFERENCE」のお客様や、マスコミ関係者、行政機関からのご質問等への対応を行っております。
なお、現在のところ、本件に起因する架空請求等の二次被害は、確認されておりません。
3.セキュリティ強化による再発防止策
原因の特定を基に、2025 年 5 月 8 日(木)に次のような追加の対策をいたしました。
・当該サービスから、個人情報を削除した仕様への変更
・保存データへのアクセス経路のセキュリティを強化
・保存データの有効期限設定によるリスク低減
・照合テストの追加によるダウンロードデータのセキュリティ強化
・プログラムのレビュー強化のため、チェック項目の追加と確認頻度の向上
また、今回影響を受けなかったサーバーとプログラムにおいても、不正なアクセスや不正なプログラムの 形跡がないことを確認いたしました。
今後は、新たに社外・社内の双方による定期的なプログラム検証を実施することとし、それを踏まえたネットワークの再構築により、セキュリティ対策と監視体制の更なる強化を進めてまいります。
4.業績への影響
現時点で、本件に係る業績予想の修正はございません。今後開示すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。
【2025/4/24 リリース分】