【搭乗記】スリランカ航空UL318便 スリランカ・バンダラナイケ国際空港(CMB)⇒マレーシア・クアラルンプール国際空港(KUL)

 

2025年に取得したワンワールド特典航空券の2区間目のフライトでコロンボからクアラルンプールに向かいます。

スリランカから日本へは週3便直行便が出ているが、特典航空券には空席がなく、クアラルンプール経由で日本に帰国します。

当初は当日乗り継ぎするフライトスケジュールだったのだが、乗り継ぎは2時間程度しかなく、ラウンジは楽しめないわ、遅延したら乗り継ぎ失敗のリスクがあるわで、大事を取ってクアラルンプールからの便は翌日乗り継ぎにした。

空港移動

コロンボ市街から空港までは路線バスが存在しているらしいのだが、ローカルバスにもかかわらず運賃をぼったくられる惨事を目の当たりにして心が折れる。


事実上公共交通機関による空港アクセスは皆無に等しいスリランカだが、Uberが発達しており、ポッキリ価格で空港まで移動できる。

空港⇒コロンボ市街は2,000円程度だが、コロンボ市街⇒空港は1,700円くらいで移動できた。

南アジアあるあるなのか、途中ガソリンスタンドによって給油するという、おおらか(!?)な一面も垣間見ることができた。

今回はフライトの4時間前目途で着くように動いていたため問題はない。

ただ、時間に余裕を持った行動は重要。

ちなみに給油時にスリランカのガソリン価格を確認してみた。239LKR/ℓということで、ざっくり170円/ℓと日本とほとんど変わらないか少し高いくらいだった。

スリランカは経済破綻しているはずなので、庶民は大変なんだと思った。


ドライバーと会話にならない会話をしながら空港に到着。

車を降りるとすかさずポーターがやってくるが、恐らくチップを要求されるので速攻で断る。スーツケースも一つしかないことを知るとポーターもすぐに散っていった。


チェックイン

バンダラナイケ国際空港は他のなじみのある空港と少し仕組みが異なっていた。ざっくり整理すると以下な感じ

  1. 空港入り口で簡単なセキュリティチェック(日本人は顔パス)
  2. チェックインカウンターの前で簡単な手荷物検査(搭乗時間を聞かれるので、チェックインカウンターがオープンしていないと入れない可能性あり)
  3. チェックインカウンターでチェックイン
  4. 出国審査
  5. 搭乗ゲート前で手荷物検査
  6. 搭乗
空港には4時間以上前に着いたのだが、チェックインカウンターがまだオープンしていない。


ちなみにこの日は週に3便ある成田行きのフライトもある模様。6時間近い遅延ということで、ご愁傷様でございました。


そういえば、先日搭乗した6時間遅延のマレーシア航空便、AirHelpより無事100ユーロの見舞金がメインバンクのソニー銀行に振り込まれていました。ありがとうございました。


んで話を戻して、チェックインカウンターのオープンまでどうしようか思案していたところ、一般エリアでプライオリティパスが使える飲食店があったことを思い出し、さっそく突撃。


フードとドリンクが付くということだったのだが、空港に来る前にカレーを頂いてきたため、ドリンクのみを頂くことに。

オープンスペースのラウンジで、トイレへの動線上にあるため、人が多かった。


ドリンクを待っている間にチェックインカウンターがオープンしてしまったため、ドリンクを少し頂いてチェックインカウンターに突撃。

エコノミークラスのチェックインカウンターは結構な混雑だったものの、ビジネスクラス用は待ち一組程度でサクッとチェックイン完了。


その後の出国審査もプライオリティレーンがあり、エコノミー利用客100人くらいすっ飛ばして出国審査を終えることができた。

ラウンジ

出国審査を終えたらラウンジに移動。

こちらがスリランカ航空のフラッグシップラウンジとなる、「Serendib Lounge」。

バンコクのカタール航空のラウンジの入室条件を知っている方は基本それと同じになるイメージで、ステータス持ちでもビジネスクラス利用でないと入室出来ない。


ステータス持ちのエコノミークラス利用者は名前が紛らわしいが「Serenediva Lounge」を利用することになる。

レビューを見たが結構酷評だった。


今回はガチビジネスの方を利用できるので早速入室。

ラウンジ入り口(内側から撮影)

バーカウンターはあるもののモクテルはないとのこと。


ラウンジの雰囲気は良いのだが、電源の確保にかなり難があるラウンジだった。

窓側席にのみ電源タップがある感じ

食事の種類は豊富な印象。空港に来る前にコロンボ市内でカレーを食べてきたため、食事については一切手を付けず、ジュースと水だけを頂いていました。


搭乗

搭乗ゲートはR4。バス搭乗の様です。搭乗ゲートに向かうとすでにファイナルコールに。。。


搭乗ゲートにたどり着くとバス移動ですが、ビジネスクラスは別で送迎するからちょっと待てと言われて待機中。


待ったものの結局エコノミークラスと同じバスで搭乗機まで向かうことになりました。

バス搭乗は、優先搭乗のメリットがほぼ無くなるものの、遮るものなく飛行機を見ることができるので、たまにであればテンション上がります。


機内に入るとCAから「アユボワン(Ayubowan)」という言葉とともに、両手を合わせて軽くお辞儀をされ、搭乗の歓迎を受けます。

CA搭乗挨拶イメージ


機材

今回の機材はA320。


ビジネスクラスは16席くらいで、内搭乗客は3人だった。これくらい空いているとフライトも快適。


機体番号は4R-ANAで、直近のフライトスケジュールは以下な感じ。

搭乗機はバンコクから飛んできた機材の様です。


スリランカ航空のCAさんの制服はちょっとセクシーです。参考までに機内安全ビデオをどうぞ。


機内サービス

搭乗後はおしぼりとウェルカムドリンクのサービスがありました。

今回のフライトはスリランカ時間で午前1時発、マレーシア時間で午前3時発となります。

そんなわけで、機内食も軽めとなっています。

機内食メニュー

紅茶メニュー

今回のフライトは3時間強の短いフライトなのですが、深夜便のせいか、機内食を軽くしていることへの補填なのか、アメニティポーチの配布がありました。後日開封したところ、クシ、耳栓、ティッシュ、ハンドクリーム、リップクリームなどが入っていました。

歯ブラシは入っていませんでしたが、トイレに歯ブラシが設置されていました。


ワンワールドアライアンスメンバーのアメニティポーチ収集が最近の趣味でして、思わぬところで1社クリアすることができました。

ちなみに未制覇の航空会社は、AS、AA、FJ、IB、MH、QF、RJとなります。

各社のアメニティポーチをスーツケースに入れて旅するのがここ10年くらいで達成したい目標となります。

離陸後、機内食を今食べるか後にするか聞いてきます。3時間強の深夜便のフライトで食事を後回しにしたら食する機会を失いそうなので、頂けるときに頂きます。

今回はベジタリアンメニューを選択しました。

ボリューム的にはちょうどよかったです。

クランブルフライド・ベジタブル・スタッフド・カプシカム(ピーマン)、ミニ・ベジタブル・ピザ、マサラ・ポテト・バン、カットフルーツ

食後にカモミールティーを頂きます。


食後は座席をリクライニングにして寝ます。あまり寝付けなかったものの、うとうとしているうちに着陸態勢に入ります。

ここでおしぼりのサービスがありました。このタイミングでのおしぼりのサービスは結構ありがたいです。ちゃんとした布のアツアツのおしぼりで、顔を拭いたら目も覚めます!

そうこうしているうちにクアラルンプール国際空港到着。


着陸後

てっきり本館着と思っていたのですが、どうもサテライト着だったようです。

例のごとくバスで移動します。

ビジネスクラス利用者は専用バスレーンがありますので、是非ご活用ください。


バス車内もちょっと豪華になっています。


事前にマレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)への登録を済ませておいたので、入国審査は秒で終了。

次のフライトは明日の午前中だし、数日前にクアラルンプールに滞在したため、今回は趣向を変えて空港近くのHoliday Innに宿泊します。

1階のGATE3から送迎バスが出ています。


送迎バスの時刻表。実際に乗ってホテルまで送迎してもらいましたが、徒歩での移動は自殺行為になるのでご注意を。


IHGプラチナステータスを持っていたおかげで、朝8時に突撃したにもかかわらず快くアーリーチェックイン&客室アップグレードを提供頂けました。感謝です。

今回はポイント泊にしました。一泊13000ポイントですが、チェックイン時に10リンギット請求されました。追加のキャッシュアウトは想定していなかったため、申し訳なさを感じつつ10リンギットをカードで支払いました。

宿泊したHoliday Innですが、クラブラウンジがありこちらも利用させていただけることに。

17:30-21:30までがカクテルタイムで軽い軽食が提供されるとのこと。

ラウンジでの朝食提供はないので朝食込みの客は1階のレストランで、朝食無しの客で気が変わって食べたくなったら約32リンギットで食べられるとのことでした。


ラウンジ付きのHoliday Innが存在することは今回初めて知りました。

(スリランカ訪問の)まとめ

初インド訪問に先立ち、まずは予行演習がてらスリランカに訪れてみたが、お腹はスリランカカレーに完敗しました。

スリランカのカレーはスパイシーかノンスパイシーの2択だが、個人的な解釈は「スパイシー=激辛(お腹破壊)」、「ノンスパイシー=何とか耐えられる辛さ」っていう感じ。


初インド訪問、初めて行くくせにトランジット滞在となっており、お腹をやられるわけにはいかないのである。

ノンスパイシーな料理をチョイスすることと、食事はホテルで済ますこと(=クリーンフードの選択)を徹底する必要性を強く感じた。

貧弱なお腹で申し訳ない。

そんな感じ。

【Playback of flight UL318 on 4 MAR 2025】