YouTubeイケハヤ大学での紹介をきっかけに、為末大氏の「諦める力」を読み始めた。
為末大氏は、以前お金のEXPOでセミナーを聴講させていただき、気にはなっていた。
最近、本はまず図書館で探し(自分の居住区の図書館はネットで書籍の有無や予約ができるので、非常に助かる)、無ければAmazonで購入という流れにしている。
「諦める力」は無事図書館で見つかったので早速予約して取り寄せてみた。
「諦める」という言葉自体、自分自身が間違って認識していたのに気づかされた。
「諦める」の言葉の語源は「明らめる」となり、仏教では心理や道理を明らかにしてよく見極めるという意味で使われる。
「諦」という時には「さとり」の意味もあり、これらを踏まえて、為末大氏は「諦める」という言葉を下記のようにイメージしている。
■■
「自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解し、今、この瞬間にある自分の姿を悟る」
■■
「諦める」というのは本来ポジティブな言葉であったはずだが、現在、圧倒的多数の人はこの言葉にネガティブなイメージを持っているはずである。
自分もその一人である。
言葉は奥が深い。