IHGによる、マルチクラウドを活用したホスピタリティの最大化に向けた戦略


多国籍企業ホテルグループにおけるマルチクラウドアーキテクチャは、何千ものフランチャイズとそのゲストに革新的なデジタルサービスを提供し、顧客体験と収益の両方を向上させることを目指しています。

IHGにとって、クラウドはビジネスの成功にぴったりの宿泊施設を提供を支援します。「最も重要なのは、クラウドへの移行を私たちの技術とビジネス戦略の極めて重要な部分と見ています」と、チーフコマーシャル&テクノロジーオフィサーであるジョージ・ターナー氏が述べています。同社は、19のホテルブランドでより多くのデジタルビジネスを推進するために、高度なクラウドインフラストラクチャ、チャットボット、およびAIに重点を置いています。

IHG:ジョージ・ターナー氏

IHGのホテルの70%以上はフランチャイズであり、親会社であるIHGは実質的に、6,100のフランチャイズ所有のホテルの稼働率と収益を支えるテクノロジー企業です。

ターナーはホテルオーナーやゲストに革新的なサービスを継続的に提供するための組織を監督し、同時に彼のチームがIHGの内部技術スタックとサービスを拡充し続けるよう指導しています。

そして、アビアトリックスのクラウドネットワーキングとエクイニクスのインターコネクション技術によって支えられた重厚なマルチクラウドアーキテクチャは、ターナーにIHGホテルグループをその主要顧客であるビジネスおよびレジャーのゲスト、およびホテルオーナーをより密接にしています。

クラウドはまた、IHGが「企業に対する商業的な価値を高める」のを支援しています。かつて数年かかっていたことを、数ヶ月でクラウドで革新することができる、とターナーは述べています。「例えば、6ヶ月の間に、私たちはクラウドの機能を活用して完全に新しい需要予測モデルを作成しました」と彼は述べています。

さらに、IHGのクラウドバックボーンは、Speakeasy AIの会話型チャットボットなどのSaaSを活用し、数百のホテルでゲストとフロントデスクのクラークを支援するための自社AIサービスを提供することを可能にしています。

IHGのクラウド革新は、ホテル業界全体の大きなトレンドの象徴だとIDCのアナリストは述べており、ホテル業界で「クラウドへの移行を始める活動が活発化している」と観察しています。

この推進要因の1つは、大規模なイノベーションをより速く行う能力であり、ホテルの60%がクラウドファーストのアプローチに移行している一方で、特定のアプリケーションについてはオンプレミスのITスタックを引き続き利用しています。

マルチクラウド成功のためのマルチパートナー戦略

5年前にクラウドへの舵を切ったIHGは、Amazon Web ServicesやGoogle Cloud Platform上で新しいワークロードを移行および開発しつつ、米国の東海岸と西海岸にデータセンターを保持するハイブリッドアプローチも取っています。

この会社は数千人のITプロフェッショナルを雇用しており、多くのSaaSパートナーやコンサルティング会社と連携してサービスを提供しています。

たとえば、Googleの機械学習機能を活用した需要予測モデルは、ボストンコンサルティンググループと協力して開発されました。

IHGのもう1つのパートナーであるAviatrixは、同社のマルチクラウドアーキテクチャ向けのクラウドネットワークを提供しており、これにはAWSとGCPだけでなく、IHGの予約パートナーであるアマデウスがそちらに移行したことでMicrosoft Azureも含まれています。

「インフラストラクチャチームは、すべてを同じように見せたいと望んでいます。彼らは、同じネットワーキング、同じ自動化、同じ可視性、同じセキュリティなど、すべての要素が異なるクラウドごとにスキルセットを持ち、それぞれで異なるアプローチをとることなく一貫していることを望んでいます」と、Aviatrixのマーケティングエグゼクティブであるロッド・ステュールマラー氏が述べています。彼は、ターナー氏と共にIHGのクラウドに取り組んでいます。

IHGは、データとワークロードを世界のIHGマルチクラウドアーキテクチャ全体で迅速かつ高速に移動させるための複数の地域間接続を提供するEquinixとも提携しています。

ターナー氏によると、IHGはホテルオーナー向けに予約管理モデルを開発中であり、さらにゲストやホテルオーナー向けに多数のチャットボットやデジタルサービスを提供しています。その中には、新規予約の50%以上を占める高度なモバイルアプリケーションも含まれています。

こうしたイノベーションのおかげで、IHGのデジタルチャネルは急速に増加しています。2022年には、全体の顧客の20%とデジタルチャネルで通じましたが、前年は4%でした。IHGの代表者によると、同社のSpeech AIは初年度に360万以上の予約会話を処理し、革新的なデジタルコンシェルジュはこれまでに数百万のゲストリクエストを処理しています。

これらのイノベーションは、例えば、部屋の景色やエレベーターに近い部屋を選択したり、駐車場を事前に支払ったりすることができるようにすることで、顧客体験を向上させています。


【セキュリティ事件簿#2024-046】建設連合国民健康保険組合 静岡県支部におけるUSBメモリ紛失について


 1 概要

当国保組合の静岡県支部では、組合員の皆様の情報を管理するための台帳を毎年作成しており、その印刷・製本を外部業者に委託しております。

令和6年1月26日、例年と同様に台帳作成用データの授受作業に取り掛かろうとした際、毎年使用しているUSBメモリ(1本)が支部事務所内の所定の場所に保管されていないことが判明しました。(前年の委託時から最大約1年間紛失の状態が続いていたと思われます。)

その後、支部事務所内及び外部業者などをくまなく捜索しましたが、発見できておりません。

なお、現在までに情報の外部流出による被害は確認されておりません。

2 データ内容

静岡県支部の被保険者(組合員及びご家族)の情報のうち、「氏名」、「郵便番号」、「住所」、「生年月日」、「電話番号」、「当国保組合の資格取得日」、「当該支部内での管理番号」。(3,775件)

※口座番号や、健康保険を使用した履歴や病歴などの情報は入っておりません。

3 データ保護策

当該USBメモリに保存されたデータには、高度な暗号化及び複雑なパスワード設定による漏えい防止策が施されています。

4 再発の防止について

今回については、USBメモリの受け渡し記録及びUSBメモリの管理体制が不十分であったことが原因です。以下の対応を行い、再発防止に努めます。

○個人情報を含むUSBメモリ等の授受の際は、必ず複数人で確認し、日付・用途・ 担当者・先方の担当者等を記録し、所定の場所にUSBメモリ等が正しく格納されているか定期的に確認することを徹底する。

○授受の際は必ず受領書を発行し、互いに押印し原本と写しを双方で保管することを徹底する。

○高度な暗号化及び複雑なパスワードの設定を引き続き徹底する。


静岡県支部の関係者の皆様には、ご迷惑とご心配をおかけする結果となりましたことを深くお詫び申し上げるとともに、再発防止に努めてまいります。

現在、該当する組合員へお知らせする準備を進めています。

リリース文アーカイブ

【セキュリティ事件簿#2024-045】東京テアトル株式会社 個人情報漏洩の可能性に関するお知らせとお詫び


このたび、一部のお客様がWEBサイト「マンション売却相談センター」(以下「当サイト」といいます。)内の無料相談、無料査定、お問い合わせのフォームに入力された個人情報が漏洩した可能性があることが判明いたしました。本件の経緯等について以下のとおりお知らせいたしますが、本件の原因は既に特定され、対応も完了いたしました。

お客様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。

1.経緯


2024年1月17日9時から2024年2月5日13時までの間、過去にお客様が入力した情報が、当サイトのお問い合わせのフォームの入力画面上に表示されていた可能性があることが、2024年2月5日に判明いたしました。このため、情報を入力したご本人以外のお客様が、入力された情報を閲覧できる状態となっていて、個人情報が漏洩したおそれがあります。

当センターが、システムの状況を確認したところ、2024年1月17日に当サイトが新サイトに移行した際に、過去にお客様が入力した情報が、フォーム入力画面のキャッシュ(一度閲覧したページの情報を一時保存し、早く表示できるようにする機能)に保存される設定となっていたことが判明しました。

上記の状況が判明後、直ちに、お客様が入力した情報が保存されないよう、入力画面のキャッシュの設定を変更いたしましたので、現在は、お客様の情報が、情報を入力したご本人以外の方に閲覧されることはございません。

2.個人情報を閲覧された可能性のあるお客様


2024年1月17日9時から2024年2月5日13時までの間に、「マンション売却相談センター」の無料相談、無料査定、お問い合わせのフォームに情報を入力されたお客様55名

※本件の不具合は常に発生するわけではなく、アクセス環境などの特定の条件を満たした場合にのみ発生することを確認しております。

3.閲覧された可能性のある情報


・ご希望の査定方法

・ご希望の査定の種類

・売却予定時期

・お名前(ふりがな)

・ご希望の連絡方法

・電話番号

・電子メールアドレス

・ご住所

・売却希望物件の状況

・売却希望物件の住所

・そのほかお問い合わせのフォームの自由記入欄に記載いただいた内容

※お問い合わせのフォームに入力される情報に、人種や病歴などの要配慮個人情報やクレジットカード情報などの財産的被害が生じるおそれのある情報は含まれておりません。

4.原因と再発防止策


当サイトを新サイトに移行する際に、キャッシュプラグインの設定を変更いたしましたが、この設定に不備があったことが、本件の原因であることが判明いたしました。

当センターは、原因が判明後、フォームに入力された情報のキャッシュを保存しないよう、キャッシュプラグインの設定を修正いたしました。またキャッシュプラグインの自動更新設定をオフにし、プラグインの更新に伴いエラーが発生しないよう対処いたしました。

今後につきましては定期的に上記キャッシュプラグインの設定に不備がないかを確認してまいります。

5.今後の対応について


当センターは、個人情報を閲覧された可能性のあるお客様が、その情報を悪用されるなどの事象が発生した場合には、法令に従い、適切な措置を講じる所存です。

なお、システムの構造上、個人情報が漏洩したおそれのあるお客様を特定することができませんので、お手数をおかけして申し訳ありませんが、本件に関するお客様からのお問い合わせには、以下の窓口が対応させていただきます。

【セキュリティ事件簿#2024-044】株式会社アイル 当社サーバーへの不正アクセスによるシステム停止事案のお知らせ

 

この度、当社ファイルサーバーへのウイルス感染により、検体検査の遅延が発生し、大変ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。これまでに判明している経緯と対応につきまして、以下の通りお知らせいたします。

1.これまでの経緯

2024/2/5 早朝、文書管理サーバーにて障害を感知し、確認したところ、サーバーにてウイルス感染を確認いたしました。

直ちに、被害拡大を防止するため、全システムを停止させ全ての経路を遮断し、影響範囲の確認と特定および対策・復旧を行いました。

① 8:20 頃 サーバー障害を確認
② 8:45 頃 サーバーへのウイルス感染を確認
③ 8:50 頃 ネットワーク遮断
④ 9:00 頃 管理会社への支援要請
⑤ 10:00 頃 影響範囲の確認と特定および対策・復旧対応開始

2.現況及び今後の対応

現在、検査業務については平常に戻り結果報告の遅延はありません。ランサムウェア感染に関しては、所轄警察署ならびに第三者機関の個人情報保護委員会、プライバシーマーク審査機関への報告を済ませております。

更に、ウイルス感染したサーバーを外部機関に解析調査依頼し、被害状況や情報漏洩度など詳細な解明を行い、恒久的対策を検討してまいります。

現時点においては個人情報の流出は確認されておりませんが、流出の完全否定は出来ておりませんので、引き続き調査を進めてまいります。

【セキュリティ事件簿#2023-464】LINE ヤフー株式会社 不正アクセスによる個人情報漏えいへの再発防止策に関するお知らせ


LINE ヤフー株式会社は、2023 年 11 月 27 日に公表した不正アクセスを受け策定した再発防止策を以下のとおりお知らせいたします。

当社は、ユーザーおよび関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけする事態となりましたことを、改めて心より深くお詫び申し上げるとともに、今回の事態を重く受け止め再発防止に努めてまいります。

■発生した事象

第三者による不正アクセスを受け、ユーザー情報・取引先情報・従業者等に関する情報の漏えいがあることが判明しました。当社関係会社である韓国 NAVER Cloud 社の委託先かつ当社の委託先でもある企業の従業者が所持する PC がマルウェアに感染したことが契機となります。

■原因と再発防止について

□原因

本事案の原因は、「委託先企業への安全管理措置」および「NAVER と旧 LINE 株式会社間(以下、旧 LINE 社)のシステム・ネットワークのあり方」、「旧 LINE 社における従業員システムのセキュリティ」に課題があったためと捉えており、主に以下の再発防止策を順次実施してまいります。

□再発防止

・委託先管理の強化

委託先のセキュリティリスク評価方法を見直すとともに、外部の第三者の協力も得て、より実効性を高めたモニタリングや管理・監督方法を策定します。当社外部委託先が当社社内ネットワークにアクセスする場合における、当社管理下の PCの利用および当社ネットワークに接続する際の二要素認証の徹底を進めてまいります。

また、NAVER Cloud 社含む本件の原因となった当社委託先に対して、本事案を踏まえた改善策について実施状況を確認し、必要に応じた管理の強化等を要請します。

・システム・ネットワークのリスク解消・強化(NAVER Cloud 社との認証基盤の分離含む)

NAVER Cloud 社と旧 LINE 社間のネットワークアクセスの管理を強化します。具体的には、ファイアーウォールの導入やセーフリスト化により、ネットワークへの異常な接続や攻撃を防ぎ、ネットワークを保護する仕組みを構築します。また、旧 LINE 社環境の従業員向けシステムで共通化している NAVER Cloud 社との従業者情報を扱う認証基盤環境を分離
し、LINE ヤフー専用の認証基盤への移行を行います。

加えて、更なる対策として、NAVER 社および NAVER Cloud 社とのシステムのつながりによる不正アクセスのリスクを解消するため、従業員向けシステムおよびネットワークの分離も行います。

・従業員システムのセキュリティ強化

従業員向けシステムへのアクセス制御と制限を強化するため、二要素認証の適用を標準とする方針とします。

さらに、データ分析システム等の重要なシステムに対して、アクセス制御のメカニズムが適切に機能していることを検証する目的で、追加的なセキュリティ診断を実施します。

上記の再発防止策については、外部企業による計画の妥当性・有効性の客観的な評価を実施します。

また、上記の再発防止策に加え、原因の再分析およびリスクシナリオの再定義、再発防止策の妥当性検証、追加対策計画の策定等についても、今後検討を続けていく予定です。

改めまして、ユーザーおよび関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。発生させてしまった事象について深く反省し、再発防止に努めてまいります。

【セキュリティ事件簿#2024-039】北海道大病院 メールアカウントの不正使用によるフィッシングメールの送信について


令和5年12月27日、北海道大学病院の職員が個人の業務用として管理しているメールアカウントが第三者により不正使用され、約3万件の外部メールアドレス宛にフィッシングメールが送信されたことが判明しました。

当該メールアカウントについては、事案の発見後、速やかにパスワードを変更し、メールの送信を停止いたしましたが、メールを受信された方々に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

なお、調査の結果、当該アカウントがメール送信のみに悪用されたことを確認済であり、第三者によるメール閲覧など、個人情報漏洩の可能性はございません。

本件は、リスト型攻撃によりメールアカウントが不正使用されたとみられており、本院といたしましては今回の事態を重く受け止め、アカウントやパスワード等の適切な管理について再度周知徹底を図るとともに、アクセスログの監視等の強化により一層の情報セキュリティ対策の強化に努めてまいります。

【セキュリティ事件簿#2024-038】環境保全株式会社 メールアカウントへの不正アクセスに関するお詫びと注意喚起のお知らせ


平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は、2024 年1月 21 日、当社従業員1名のメールアカウントが、第三者による不正アクセス攻撃を受ける事象が発生し、当該メールアドレスが不正利用され、同日 7:23~10:37 の間に、不特定多数の方に不審メールが送信された事実を確認いたしました。

これらのメールは、当社の情報漏えいによるものではなく、また、当社の社員が送信したものではございません。メールを受信された皆様には多大なご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。 

この不正利用されたメールアドレスにつきましては、同日 10:45 にアカウントロック(メール送信停止)をしております。

不正利用により送信されたメールには、フィッシングサイトへの誘導のリスクが高いため、当社の社員を装った不審なメールや心当たりのないメールを受信した場合は 、ウイルス感染や不正アクセスなどの危険がありますので、メールに添付されているメールおよび添付ファイルの開封、メール本文中の URL のクリック等を行うことなく、削除していただきますようお願い申し上げます。 

【不審メールの例】
宛 先: xxxxx@yahoo.co.jp
件 名: 【重要なお知らせ】支払い方法を更新してください 2024-01-21
差出人: Amazon.co.jp <x-xxxxxxxxx@kankyou-hozen.jp>
 表示: Amazon.co.jp
 メールアドレス: x-xxxxxxxxx@kankyou-hozen.jp

当社としましては、不正アクセス防止などの情報セキュリティには十分注意しておりますが、今回の事象を重く受け止め、再度周知徹底など全社で再発防止に取組み、引き続き情報セキュリティの強化に努めてまいります。

ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 

【セキュリティ事件簿#2024-037】玉川大学 通信教育課程システムへの不正アクセスによる情報漏洩の可能性に関するお知らせ

 

2024年1月10日、本学で運用している通信教育課程サーバの一部で不正アクセスを受けたことが確認され、本学が保有する学生(卒業生を含む)情報が漏洩した可能性を排除できないということが判明しました。

なお、詳細は調査中でありますが状況が分かり次第改めてご報告させていただきます。