【セキュリティ事件簿#2023-082】慶応大学法学部の2年生が履修登録システムに不正アクセスし、他の学生の履修登録を消去


慶応大の学生が他の学生の履修登録システムに不正アクセスを繰り返し、履修登録を消去したなどとして、同大が停学3か月の処分をしていたことがわかった。処分は2023年2月20日付。履修登録を消されると単位が認定されなくなり、進級や卒業にも影響する可能性がある。

処分されたのは法学部の2年生。慶応大では、学生が受講する科目を一定期間にオンラインで申請する。この学生は、他の学生のアカウントでアクセスを繰り返し、履修科目を消去していたという。削除されたことに気づかなければ、出席しても単位が認められない恐れがあった。慶応大では、学生に向けた告示で「被害学生に多大な不利益をもたらし、プライバシーを侵害するもので、大学に学ぶ学生の本分に著しく反する行為」とした。

【セキュリティ事件簿#2023-081】神奈川県住宅供給公社 不正アクセスによる一部情報流出の可能性のお知らせとお詫びについて 2023年2月27日


当公社で利用しております富士通株式会社が提供するFENICSインターネットサービスにおいて、ネットワークを構成する一部機器が不正アクセスを受け、当該機器から外部に向けて不正な通信があった事実が判明しております。
(詳細につきましては、下記富士通株式会社のリンク先をご参照ください)

FENICSインターネットサービスに関するネットワーク機器からの不正な通信について(調査結果)
https://www.fujitsu.com/jp/services/infrastructure/network/news/2023/0220.html

調査の結果、不正な通信に当公社の情報が含まれているかは判明せず、また現時点において当公社以外のサービス利用者を含め、本件による情報の不正利用などの事実は確認されておりませんが、一定の期間においてメール送受信などにおける通信データの一部について、外部に流出した可能性を完全に否定することが出来ない状況であるとの判断に至りました。

なお調査の結果、不正な通信に当公社の情報が含まれているかは判明していないものの、不正アクセスを受けた機器に関しては、現在すでに同社において、必要な対策が講じられております。

また、可能性として、窃取されたと想定できるのはメールの送受信や一部インターネットサイトとの通信のみであり、当公社が保有するデータを保管するサーバー類へのアクセスはないことが確認できております。

関係者の皆様にご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。

今後、新たな事実が判明した場合や富士通株式会社から新たな情報提供があった場合は必要に応じて、公社ホームページでご報告させていただきます。

【セキュリティ事件簿#2022】国立大学法人室蘭工業大学 不正アクセスによる個人情報の漏えいの報告とお詫びについて 2023年2月27日


令和4年4月~7月にかけて、本学の教職員等4名が利用していたパソコンが不正アクセスを受け、その攻撃者の遠隔操作により本学メールサーバがSPAMメール等の送信に利用される事例が発生いたしました。

調査の結果、当該教職員等のメールサーバ内にある過去の送受信メールが攻撃者に閲覧された可能性があり、そのメールに553人分の個人情報が記載されていたことが判明いたしました。

なお、現時点において本件の個人情報が不正に使用された事実は確認されておりません。

個人情報が漏えいしたおそれのあるご本人へは、順次メールにて連絡を差し上げております。

なお、漏えいしたおそれのある個人情報が氏名のみで連絡先が含まれていない方及び本学で把握している連絡先が現在は使用されていない等の理由で個別に連絡ができない方には、このホームページでのお知らせをご本人への通知に代えさせていただきます。ご自身の個人情報が対象となっているか否かの確認をご希望の方は、以下のお問合せ先へご連絡いただきますようお願いいたします。

本学では、定期的にセキュリティ点検及び研修を実施しておりましたが、この事例の発生を受け、改めて全教職員及び学生向けにセキュリティ点検の実施及びシステムのセキュリティの強化を実施いたしました。

今回、このような問題が発生したことは、極めて重大なことであると受け止めており、関係の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。また、ご本人へのご報告が遅くなりましたことを重ねてお詫び申し上げます。

今後はこのようなことが起こらないよう、再発防止に努めてまいります。


【セキュリティ事件簿#2023-080】株式会社 ラウンドワン ホームページ改ざんに関するお詫びと復旧のご報告 2023年2月27日


平素よりラウンドワンをご利用いただき、誠にありがとうございます。

弊社ホームページにおきまして、第三者からの不正アクセスにより店舗料金案内ページが令和 5 年 2 月 25 日(土) 22 時 53 分~令和 5 年 2 月 26 日(日)11 時 10 分のあいだ改ざんされ、不適切な Web ページに誘導されるようになっていたことが判明いたしました。

お客様には大変ご迷惑、ご不便をお掛けしました事を改めて深くお詫びいたしますとともに、以下のとおり、本件の概要についてご報告いたします。

令和 5 年 2 月 25 日(土)、店舗料金案内ページにおいて、本来とは異なる Web ページへ誘導されることを確認いたしました。このため、同 Web サイトへのアクセスについて調査を開始いたしました。

調査の結果、サーバに不正アクセスされ、店舗料金案内ページが改ざんされていたことが判明しましたので、改ざんされたページを削除し復旧作業を実施し現在は正常にご利用できる状態となっております。

今回の店舗料金案内ページ改ざんによる弊社ホームページからの個人情報等の流出はないことを確認しております。

当社では、このような事態を防ぐために、セキュリティ対策を一層強化するとともに、不正アクセスの再発防止に向けて、改めて取り組みを強化してまいります。

再発防止に向け、今後とも引き続き努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

【セキュリティ事件簿#2023-079】埼玉県 観光応援キャンペーンにおけるメールの誤送信について 2023年2月20日


概要

令和5年2月17日(金曜日)18時9分、「2023 全国版 旅して!埼玉割」観光応援キャンペーン事業を受託している株式会社JTB埼玉支店(以下、「受託者」という。)が、同キャンペーンへの参画意向確認のため、事業者(270事業者)に対して事務連絡のメールを一斉送信しました。その際、誤ってほかの事業者のメールアドレスが表示される状態で送信しました。

対応状況

受託者では、メールアドレスが表示されてしまった事業者に対し、お詫びのメールを送信するとともに、先に送信したメールの削除を依頼しました。また、架電によるお詫びも併せて行いました。

再発防止策

県は、受託者に対し、メール送信時に複数人による確認を徹底するなどチェック体制の強化を指導し、適切な事業の管理を図ってまいります。

【セキュリティ事件簿#2023-078】東海大学 本学教員所有のノートパソコンとUSBメモリの盗難被害について 2023年2月22日


本学教員が、海外で盗難被害に遭い、個人情報が保存されたノートパソコンとUSBを紛失しました。現時点では第三者への個人情報の流出の事実は確認されておりません。
関係する皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

1.経緯
本学教員が、2023年2月6日(月)にフランス・パリ近郊の空港にて、置き引きに遭い、カバンの中のノートパソコンとUSBメモリを盗難されました。
すぐに現地警察署に被害届を提出し受理されましたが、現時点では発見されたという連絡は受けておりません。

2.盗難品
① ノートパソコン
② USBメモリ2本

3.盗難被害に遭ったノートパソコンとUSBメモリに保存されていた個人情報の内容
① 履修者名簿に記載された、在学生216名、卒業生1530名の「学生証番号」「氏名」「出欠記録」「成績評価」
② 顔写真(ゼミ生270名)
③ 提出レポート(2020年以降電子データで提出を受けたもの)
④ 試験答案(2020年以降電子データで提出を受けたもの)

4.対応
連絡先が判明した該当者に対し、お詫びと状況説明のための連絡をいたしました。
既に本学を卒業され,現在の連絡先が不明な方々には本通知をもってお詫び申し上げます。

5.再発防止に向けた今後の取組
本学では、「東海大学情報セキュリティポリシー」を遵守し、情報資源や個人情報などの適切な管理に努めてまいりましたが、この度の事態を重く受け止め、改めて教職員への通達や研修等を通じて情報機器の管理徹底と個人情報の取り扱いについて教職員のより一層の意識向上を図り、再発防止に取り組んでまいります。

6.本件に関するお問い合わせ
本件につきまして、ご不明な点やご心配等がございましたら、大変お手数ですが、以下までご連絡いただくようお願いいたします。

【セキュリティ事件簿#2023-077】株式会社帝国データバンク 当社ネットワークへの不正アクセスについて 2023年2月24日


株式会社帝国データバンクは、2023年2月21日に当社のネットワークで異常を検知し、第三者による不正アクセスを確認しました。

不正アクセスについて、速やかに関係機関への報告を行うとともに、外部の専門機関による協力を得ながら被害状況の詳細を確認中です。不正アクセスの影響を受けた社内システムに不具合が生じ、一部商品の提供ができない状況となっておりますが、順次復旧に取り組んでおります。

今回の不具合の影響により、お客さま、関係者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。

なお、現在までに提供済みの商品および稼働中のサービスについては安全の確認が取れており、お客さまや社外の皆様へ被害が拡大することはありません。

今後お知らせすべき新たな事実が判明次第、改めてホームページ等にてお知らせいたします。

乗り継ぎ回数や移動時間よりもコストを下げたい人向けのツール「Skipplagged」

 

航空券とは不思議なもので、何故か直行便は金額が高く、経由便は安い傾向にあります。

例えば都市A⇒Bの直行便の航空券の金額よりも、都市A⇒B⇒Cへの経由便の航空券の方が安いケースもあります。

悪知恵を働かせると、このようなケースに遭遇した場合、都市A⇒B⇒Cへの航空券を買って都市Bに向かうのが最も効率的となります。

こういうことを英語でskiplagging(通称隠れ都市発券)というらしい。

今回はこのskiplaggingについて触れてみたい。

ITA Matrix vs. Skipplagged

ITA Matrixというツールをご損字でしょうか?

使いこなすにはそれなりの学習が必要ですが、非常に強力なツールです。 

以下の例では、目的地として、デトロイト(DTW)と、1000マイル以内の空港をすべて入力しています。

 そして、詳細経路コードに「DTW DL+」入力しています。 これは、デトロイト(DTW)経由で、1つ以上のデルタ航空便(DL+)を含むルートのみを検索することを意味します。これで、検索対象をデルタ航空のみに絞り、ツールに余計な負荷をかけることを防ぎます。


直行便だと450USD以上するフライトですが、経由便にすることで、200USD程度に抑えることが可能です。

もうひとつの選択肢は、Skiplaggedを使うことです。 Skiplaggedは、ほとんどトレーニングを必要としないユーザーフレンドリーなツールで、隠れた運賃だけでなく、復路を破棄できるような安い往復運賃も見つけることができるのです。 

skiplaggingのルールとアドバイス

skiplaggingは頻繁に使うようなものではありませんが、必要な状況になることを踏まえて備えておくべきです。

  • 破棄する区間は、旅程の最後の区間である必要があります。 それ以前の区間で破棄すると、ほとんどの航空会社は残りの区間をキャンセルします。skiplaggingは通常片道発券です。

  • この方法は、乗り継ぎ空港(ハブ空港)へ飛ぶ場合にのみ有効です。 例えば、ハブ空港から地方空港へのフライトは、地方空港からの乗り継ぎ便が少ないため、うまくいきません。 地方空港からハブ空港にすることでチケットが見つかる可能性が高くなります。

  • 手荷物は絶対に預けないこと。

  • 航空券にマイレージプログラムの番号を記入しないことを考える。 マイルを失うリスクもあるため、そのフライトでマイル貯めることは考えない方がよいかもしれません。 

  • 経由地で降機する言い訳を用意しておく。フライトイレギュラーが発生した場合、航空会社は最終目的地へのルート変更を試みるかもしれません。 なぜその経由地に行く必要があるのか、言い訳を用意しておくとよいでしょう。

  • 子供と一緒にやらない。一人なら、意図しないところで足止めを食らっても、対処できますが、 家族全員で旅行している場合は悲惨です。