Fired techie created virtual chaos at pharma company
ジョージア州スマーナのマクドナルド・レストランからログインして、米国の製薬会社の元従業員が、今年初めに同社のコンピュータ・インフラのほとんどを消去してしまった。
日本の製薬会社「塩野義製薬」の米国子会社でITスタッフを務めていたジェイソン・コーニッシュ氏(37歳)は、2011年2月3日に行われた攻撃に関連して、コンピュータへの侵入容疑で火曜日に有罪を認めた。同氏は、ニュージャージー州フローラム・パークにある同社の電子メール、注文追跡、財務などのサービスを実行していた15台のVMwareホストシステムを破壊しました。
「2月3日の攻撃により、塩野義製薬の業務は数日間にわたって事実上停止し、従業員は製品の出荷や小切手の発行、電子メールでの連絡すらできない状態に陥りました」と米国司法省は裁判資料で発表しています。シオノギ社の被害総額は80万米ドルです。
コーニッシュは、2010年7月に経営陣と対立して退職したが、その後2カ月間はコンサルタントとして勤務していた。
そして2010年9月、製薬会社はコーニッシュをはじめとする従業員を解雇したが、ネットワークのパスワードを無効にしたのはまずかった。コーニッシュの友人であり、元上司でもあったある社員は、ネットワークのパスワードを会社関係者に渡すことを拒み、最終的にはそれが原因で解雇されたと言われている。
コーニッシュは塩野義製薬のアカウントを使って、2月にマクドナルドの公衆インターネット回線から会社のネットワークにログインし、数週間前に会社のネットワークに密かにインストールしたvSphere VMware管理コンソールを起動することができました。
vSphereを使って、88台の会社のサーバをVMwareのホストシステムから1台ずつ削除しました。
コーニッシュは7月に起訴されました。11月10日の判決では、最高で10年の懲役刑が科せられることになります。火曜日にはコメントを得ることができませんでした。塩野義製薬は、コメントを求めるメッセージを受け取っていません。