【セキュリティ事件簿#2024-581】日揮ユニバーサル株式会社 当社におけるセキュリティインシデントの発生について 2025/6/13


2024 年 12 月 27 日に公表しました「当社におけるセキュリティインシデントの発生について」のとおり、当社の一部サーバー内の電子データにて暗号化被害が発生していることおよび漏えいの可能性があることについてご報告させていただきました。

これまで外部セキュリティ専門会社の協力のもと、被害状況の確認を含めて調査を進めてまいりました。今般、調査が完了いたしましたので、経緯と対応の状況、および調査により判明した内容をご報告申し上げます。

お取引先様をはじめとする関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

1. 経緯と対応の状況

2024 年 12 月 22 日(日本時間)にシステム障害が発生し、調査の結果、当社で管理する一部のサーバーがランサムウェアに感染していることを確認しました。感染が確認されたシステム環境は外部とのネットワークを切断しており、被害拡大を防ぐための対応を実施しております。

なお、ネットワークやシステムの復旧にあたっては、被害を受けた環境は再利用せず、新しく環境を構築する方針とし、おおむね復旧が完了しており、業務につきましても通常通り継続しております。

2. 暗号化被害の原因

外部セキュリティ専門会社の調査結果から、当社のインターネットとの接続口から当社環境へ侵入されたことが判明しております。当社では事態を重く受け止め、再発を防止すべく上記専門会社による助言を受けながらさらなる対策を講じてまいります。

3. 外部への情報漏えいについて

外部セキュリティ専門会社の調査結果から、外部への情報漏えいが発生していたことが判明しております。漏えいしたデータにはお取引に関連する情報や個人情報(*)などが含まれておりました。なお、現時点までにおいて個人情報を悪用した不正利用等の被害が発生した事実は確認されておりませんが、念のため、不審なメール等には十分ご注意ください。

* 漏えい等が発生し、又は発生したおそれがある個人データの項目:

氏名、会社名、会社メールアドレス等

なお、個人情報保護委員会に対して、本内容は報告しております。

4. 公表の経緯について

12 月 27 日に当社ホームページにてご案内を差し上げてから、その後今回の公表に至るまで時間を要したことを深くお詫び申し上げます。不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招く可能性があるため、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、事実の公表には外部セキュリティ専門会社の調査結果を待ってから行うことにいたしました。

今回の調査結果のご報告に至るまでお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

5. 再発防止策について

当社は今回の事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および情報セキュリティ管理体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。

関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけすることとなり、改めて深くお詫び申し上げます。今後とも誠実に対応し、再発防止に努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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【2024/12/27リリース分】

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【セキュリティ事件簿#2025-220】名古屋大学 個人情報漏えいの可能性について 2025/6/18

 

このたび、本学人文学研究科教員がサポート詐欺に遭い、当該教員のパソコンが第三者による不正アクセスを受ける事案が発生しました。

これにより、当該パソコンに保存されていた個人情報が漏えいした可能性があることを確認しました。

令和7年4月13日、当該教員が当該パソコンでWebサイトを閲覧中、突然、大音量の警告音が鳴り、画面上に「ウイルスを検出した」とする警告表示が現れました。

その表示では、アンチウイルスソフトによるウイルス駆除の実施及びサポート窓口への電話連絡を促されており、当該教員がその指示に従い操作したところ、第三者による遠隔操作を受け、当該パソコンが不正にアクセスされる事態となりました。

速やかにネットワークを遮断し、当該パソコンを調査したところ、1,626名分の学生・生徒の名簿が以下のとおり保存されていたことが判明しました。

・学部学生(482名):氏名、学籍番号、該当科目の成績(437名)

・大学院学生(175名):氏名、学籍番号、メールアドレス(83名)

・附属学校生徒(969名):氏名、性別、クラス、出席番号

現時点では、これらの情報が不正に流用された事実等は確認されていません。

当該名簿に氏名等が記載されていた学生・生徒の方々には、メール又は郵送にて本件の概要をご説明し、対応窓口の設置及びその連絡先をご案内するとともに、お詫び申し上げました。

このような事態を招き、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

今後は、個人情報保護及び情報セキュリティに関する教育研修の充実を図り、構成員の意識向上を図るなど、再発防止に努めて参ります。

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【セキュリティ事件簿#2025-161】株式会社淀川製鋼所 連結子会社におけるランサムウェア被害の発生および情報漏えいの可能性に関するお知らせ 2025/6/18

 

2025年4月25日付けでお知らせしました当社の連結子会社である台湾の盛餘股份有限公司(以下、「SYSCO社」)におけるランサムウェア被害の発生および情報漏えいの可能性について現時点の状況についてご報告いたします。

1.現時点の状況について

SYSCO社のサーバーへの第三者による不正アクセスにより被害を受けたシステムは全て復旧しており、データの復元も概ね完了し、SYSCO社の業務運営が滞るような事態は起こっておりません。またその後二次被害が発生した事実は確認されておりません。

対策として、外部専門家の支援を受けセキュリティ強化の施策も完了しております。

また、流出した情報については、SYSCO社の社員関係および個人様式の個人情報が漏えいした可能性があり、現地において適時開示およびウェブサイト等で情報公開を行うとともに、外部専門家とも協議の上、必要な対応を進めております。

引き続き、当社および現地の関係機関からも本件の事実関係に関する調査を受けており、調査結果の詳細が判明いたしましたら、改めてご報告いたします。

関係者の皆様には多大なるご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。

2.業績への影響

本件が当社グループの業績に及ぼす影響については軽微であると判断しています。今後、業績に重大な影響があると判断した場合は速やかに公表いたします。

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【2025/4/25リリース分】

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【セキュリティ事件簿#2025-186】学校法人宮城学院 ランサムウェアによる情報の漏洩について 2025/6/17

 
5月12日に発生した学内ネットワーク障害により無線ネットワーク(Wi-Fi)が不通となっておりましたが、本日復旧し利用可能となりましたのでお知らせいたします。

学生の皆様にはご不便とご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
UNIPA及び証明書自動発行機につきましては、復旧作業が終わり次第お知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください。

なお、ネットワークサーバ上の学生個人のマイドキュメントフォルダについては、ウィルス感染により復元が不可能な状況となりました。授業で使用していた場合には、各授業担当者からの指示に従ってください。

無線ネットワーク(Wi-Fi)の復旧に際し、以下について必ずご確認ください。セキュリティ確保のためご協力をお願いいたします。

【感染対策のお願い】


学内に持ち込むPC(タブレット等を含む)等へのウィルス対策ソフト導入を必須とします。まずはウィルス対策ソフトによるPCスキャンを実施してください。また、ウィルス対策ソフトを導入していない場合には、必ず導入してください。

Windows機では「Windows Update」を行い、「Windowsセキュリティ」の設定をしっかり行うとともに、Windows10以降ではOS標準のウィルス対策ソフトとして利用可能な「Microsoft Defender」によるウィルススキャンを実施してください。

スキャンの結果、ウィルス感染、文字化けや拡張子変更などの症状が確認された場合は、情報システム室に報告してください。ネットワーク復旧後に感染したPC等を接続すると、再度ランサムウェアに感染しネットワークを停止することになります。


【2025/5/20リリース分】

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【2025/5/16リリース分】

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【セキュリティ事件簿#2025-219】コスモ石油マーケティング株式会社 コミっと車検申込情報のアクセス権限での設定誤りについて 2025/6/16

 

この度、弊社サービス「コミっと車検」で利用しているクラウド環境に保存されているファイルの一部について、閲覧制限の設定の誤りがあり、外部からのアクセスが可能な状態にあることが判明いたしました。

サービスをご利用頂いているお客様および関係者の皆様にはご心配をお掛けして申し訳ございません。

なお、2023年1月27日以降のアクセス履歴においては外部からのアクセスは確認されておりません。

また、現在は設定を変更し、外部からのアクセスはできない状態となっており、現時点で二次被害の報告は受けておりません。

1.経緯

2025年5月30日、クラウド環境の設定確認を行っている中で、閲覧制限の設定の誤りにより、一部ファイルが外部からのアクセスが可能な状態になっていることが判明いたしました。

現在は設定を変更し、外部からのアクセスができない状態となっています。

2.外部からのアクセスが可能となっていた情報について

対象期間

2019年8月1日~2025年5月30日までの間(※1)

対象となるお客様

対象期間にコミっと車検を申し込んだお客様

対象となるお客様情報(※2)

お客様識別番号:約16万5千件

お客様電話番号:約17万6千件

お客様氏名         :約  3万5千件

車両情報(※3)  :約11万9千件

対象となるスタッフ情報

担当整備士氏名:約3千件


対象となるファイルに、クレジットカード情報は含まれておりません。

※1:このうち、2023年1月27日~2025年5月30日までの間のアクセス履歴においては、外部からのアクセスは確認されておりません。

上記より前の期間については、アクセス履歴を取得しておらず、外部からのアクセスの有無を確認できておりません。

なお、クラウドサーバーとフォルダにはサービス開始(2019年8月1日)当初からアクセス禁止制限が施されており、閲覧制限の設定の誤りがあった対象ファイルには、第三者による類推が困難な対象ファイルのURLの全文を入力しない限りはアクセスできない状態となっておりました。

※2:対象となるお客様によって、対象となるお客様情報のどの情報が含まれるかは異なります。

※3:車両の情報には、車種、車台番号、車両登録ナンバー、車検満了日および初度登録年月などが含まれます。

3.原因と再発防止策

本件につきましては、社内でのデータ取扱いのルール説明・徹底が不十分だったことなどが主な原因であったと考えております。

従業員への教育を徹底し、再発防止に取り組みます。また、継続的にクラウド環境のアクセス制限設定状況の調査を実施し、設定状況を管理する仕組みを構築いたします。

4.当社対応

・対象のお客様には、コスモ公式アプリを通じてお知らせしております。

・現在は設定を修正済みで、外部からのアクセスはできない状態です。

・対象のクラウド環境の全検査を実施し、外部からのアクセスが可能な状態のファイルが無いことを確認しています。

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【セキュリティ事件簿#2025-218】日本体操協会 システム障害に伴う仮設ホームページ設置のご案内 2025/6/17

 

標記の件、5 月 27 日に本会ホームページに対するマルウェアによる外部不正アクセスを受け、一時的に運用を停止し、専門業者と早期解決に向けて進めてまいりましたが、残念ながらその不正アクセスに対抗できない状況が続いております。長い期間ご不便、ご迷惑をおかけしており誠に申し訳ございません。現在、警察にも相談して対応しておりますが、当初の想定より復旧に時間を要するため、一時的に仮設ホームページを立ち上げて情報発信できるようにいたしました。下記にご案内いたしますので、他ご案内とともに内容についてご確認いただきますようお願いいたします。 

【仮設サイト URL】

URL:https://jpn-gym.jp/

*仮設ホームページ設置期間…既存の本会ホームページサイト復旧までの間

*お問い合わせはサイト内の問い合わせページをご利用ください。https://jpn-gym.jp/contact

*過去掲載したすべての情報は掲載しておらず直近情報のみ掲載・発信してまいります。

【ご注意ください】

マルウェアによる不正アクセス対処の延長で、現在、本会ホームページにアクセスすると外部の販売サイトを装った偽サイト、Google Chrome アップデートを装った偽サイトに接続する事象が起きております。こちらは本会とは一切関係のない偽サイトになりますので、表示された場合は他に何も触らずにブラウザを閉じてください。もしクリックした場合は、ネットワークから切断してセキュリティソフトによるウィルスチェック、駆除をするようにしてください。

【その他ご案内】

・JGA-web は本会ホームページを介さず下記リンクからも直接ログインいただけます。

下記から講習会/大会/イベントの検索が可能です。

https://jga-web.jp/

・当協会販売商品を購入希望される場合は、JGA-web サイトからも購入できます。

 トップページメニュー「イベント申込」画面のイベント一覧にて、

 (イベント番号:E3000033)イベント名「JGA 販売物一覧」からお申込みください。 

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【セキュリティ事件簿#2025-217】静大祭実行委員会 情報漏洩疑惑に関するおしらせ 2025/6/17

 

平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

 このたび発生致しました、公式ホームページにおける情報漏洩の疑惑に関してご説明させていただきます。

<今回の一連の流れ>

6 月 14 日(土)17:30 頃 JC 専用ページの試験公開開始

6 月 16 日(月)午後 当該ページのパスワードがソースコードより確認できるとの連絡が入る→当該事象の確認および、対策の開始

同日 22:30 頃 当該ページの削除および再構築、適切な対処の実施

同日 23:00 頃 ページ内容を差し替えた上で再度試験公開

現在は、サンプルページでの試験公開を行い、関係各所による確認作業を行っております。

また、公開状態にありました共有サイトについては、全て消去のうえで再度作成を行いましたため、当該ページに記載されていたリンクは使用できず、アクセスは不可能としています。

また、現在のところ当該ページへの不正アクセス等は確認されておりませんが、執行役員の名簿が確認できてしまう状態にありました。これに関しては担当者間で話し合った結果、「執行役員の名前」のみであることから、今回に限っては問題なしと判断しております。

今回の事象は、今年度よりホームページの更新・作成を担当することになった者が、試験公開にかかわらず情報を掲載したこと、また知識が不十分であったにもかかわらず先代担当者等の他者への相談を一切行わずに実行していたことが原因で起こったものと判明致しました。当該担当者に対しては厳重注意処分を下しております。

今後につきましては試験公開・本公開問わず、公開前に先代担当者等によるチェックを行い、安全性等に問題ないと判断されるまでは公開を行わないという対応をして参ります。

関係各所を含めました多くの方にご迷惑をおかけすると共に、皆様からの信頼を大きく損ねる事態を未然に防ぐことができませんでしたこと、深くお詫び申し上げます。

今後より情報漏洩の危険性の排除を最優先次項と捉え、信頼回復に努めてまいります。

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【セキュリティ事件簿#2025-216】株式会社大創産業 「Google グループ」を通じた個人情報の漏えいの可能性に関するお詫び 2025/6/18

 

4 月 26 日、弊社の業務において利用しておりました「Google グループ」の閲覧権限に対する当社の設定不備により、お客様、お取引先様、中途採用応募者様、従業員等と弊社がやりとりしたメールの一部が外部から閲覧可能な状態であったことが外部からのご指摘により判明いたしました。

詳細な調査の結果、57 グループの「Google グループ」において、本来登録メンバー内のみで利用すべき閲覧制限が公開設定とされたままであることが確認されました。

これにより、以下の個人情報が流出した可能性があることがわかりました。EC サイトご利用者様に対しましては、漏えいした可能性がある情報は個別にメールにてご連絡しております。詳細はメールをご確認頂きたく存じます。

(1)流出した可能性のある個人情報の項目(下記のすべて、または一部)

① お客様(弊社 EC サイトのご利用者様):計 4,498 件

  • 氏名、住所、電話番号、メールアドレス等:4,008 件(うち口座情報含む49 件)
  • 住所のみ:355 件
  • メールアドレスのみ:135 件

② お取引先様:計 4,578 件

  • 会社名、担当者氏名、部署名、役職、電話番号、メールアドレス 等:4,578 件

③ 中途採用応募者様:計 698 件

  • 履歴書、職務経歴書等:615 件
  • 氏名、住所、電話番号、メールアドレス等:83 件

④ 従業員:計 533 件

  • 氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、所属、役職等:380 件
  • 健康保険証等:149 件
  • 要配慮個人情報等:4 件

(2)当該 Google グループがインターネット上に公開されていた期間

① 2019 年 12 月 9 日から 2025 年 4 月 26 日まで

(3)対応

2025 年 4 月 26 日、判明直後に当該「Google グループ」のアクセス権限を制限する措置(公開されていた 57 グループについて、非公開へ設定変更)を講じました。現在は、全グループにおいて「公開」を選択できないよう機能を制限した上で、社員個人のみでグループを新規作成できないよう機能を制限し、作成する際は申請承認手続きをとるフローを設定しております。

お客様の個人情報の有無について調査を行い、対象のお客様には個別にご連絡を差し上げております。現時点では、漏えいによる二次被害の発生は確認されておりません。

また、2025 年 5 月 1 日、個人情報保護法に基づき個人情報保護委員会へ今回の事案を報告いたしました。引き続き個人情報保護委員会からのご指導を賜りながら対応を進めてまいります。

このたびは、お客様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。弊社ではこうした事態を招かぬよう社員教育の徹底等により情報管理を徹底し、再発防止に努めてまいります。

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