【セキュリティ事件簿#2025-060】マネックス証券株式会社 銘柄スカウターに関する委託先データベースへの不正アクセスについて 2025/2/20

 

いつもマネックス証券をご利用いただき、ありがとうございます。

「銘柄スカウター」に関するデータへの不正アクセスについて、開発会社より連絡を受け、その後の調査により判明した内容を以下のとおりご説明申し上げます。

なお、対象のデータにお客様を特定することが可能なデータは含まれておらず、お客様を特定する情報が外部に漏洩している事実は確認されておりません。

■事案の概要

「マネックス銘柄スカウター」、「銘柄スカウター米国株」、「銘柄スカウター中国株」の開発・管理を行う株式会社アイフィスジャパン(以下、「アイフィス社」)において、第三者(以下、「不正アクセス者」といいます。)が以下のデータ(以下、総称して「対象データ」といいます。)を保管するデータベースへ不正にアクセスを試みた事象が2024年12月16日に発生しました。

(対象データ)

・ユーザーアクセスID

・お気に入り設定(銘柄コード)

・過去閲覧履歴(銘柄コード)

・比較対象(銘柄コード)

・10年スクリーニングの設定条件

■対象データへのアクセスによる影響について

・「ユーザーアクセスID」は、お客様の識別のために当社内で口座ごとに付与している内部管理用のコードであり、口座番号やログインID等とは異なるものです。「ユーザーアクセスID」単体でお客様を特定することはできません。また、当社の提供するサービスにおいてログイン等に利用できない情報のため、不正ログイン等の被害はございません。

・その他「お気に入り設定」等の銘柄コードや「10年スクリーニング」の設定条件についても、それらを用いてお客様を特定することはできません。

■経緯及び詳細

12月18日に本件が発覚した時点では対象データへの不正アクセスがあったかどうかが不明だったため、2月13日にかけてアイフィス社において外部の専門機関によるものを含め調査・検証を実施しました。

本件は、不正アクセス者が認証情報を格納していたサーバーに対して不正にアクセスし、認証情報を窃取したうえ、これを用いて対象データを保管するデータベースへの接続を試みたものであることが判明しております。

接続を試みたことまでは確認できておりますが、対象データの参照に関する記録は残っておりません。また、対象データの不正利用や改ざん等は確認されておりません。対象データの外部流出があったことを示す証跡は無いものの、外部流出の可能性を否定できないため、お客様へご説明申し上げるものです。

■お客様への影響

・仮に不正アクセス者がお客様によって登録された12月16日時点の対象データを参照した場合でも、対象データから個人を識別・特定することは事実上不可能です。

・不正アクセス者が窃取した情報を用いてアイフィス社及び当社の他サービスへの侵害または不正アクセスを行うことはできず、本件に起因して二次被害が発生することは想定されません。

■対応措置

アイフィス社において、想定しうる他のアクセス履歴等を確認し、当該不正アクセス者以外の者による不正アクセス、及び当該不正アクセス者の他の不正アクセスがともに発生していないことを確認しています。

また、窃取された認証情報の無効化、不正アクセス者のIPアドレスからのアクセス遮断、流出が発生したシステム環境の外部からのアクセス制限、及び不正アクセス検知のための監視強化を実施済みです。

加えて、外部からの攻撃検知のさらなる改善、運用するシステム環境における認証の強化、及び外部の専門機関の継続的なセキュリティチェックについても対応を進めております。

弊社では本事案を厳粛に受け止め、委託先の管理態勢を強化し、引き続き再発防止に努めてまいります。

【セキュリティ事件簿#2025-059】株式会社近江屋 ランサムウェア被害発生についてのお知らせ 2025/2/7

 

このたび、株式会社近江屋(以下、「当社」といいます。)のデータを管理するサーバーにおいてファイルが暗号化されるランサムウェア被害が発生したことをお知らせします。

本件について、対策本部を設置し、外部専門家の助言を受けながら、影響の範囲等の調査と復旧への対応を進めるとともに、個人情報保護委員会への報告と、警察への相談を行っております。今後の捜査等にも全面的に協力してまいります。

全容把握にはいましばらく時間を要する見込みですが、現時点で判明している内容について、下記の通りご報告いたします。

お客様、お取引先様および関係先の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけすることになり、深くお詫び申しあげます。

1 発生した事象

2025年1月21日(火)にサーバーへのアクセス障害が生じたことを契機に、システム保守業者による調査を行った結果、同日中にランサムウェアによる被害が発生していることを確認しました。

2 対応状況

現在、被害の拡大を防ぐために被害端末をネットワークから遮断し、不正アクセスを受けたファイルの特定、不正アクセスの原因調査、復旧作業を併行して進めておりますが、ネットワーク広域に攻撃の被害が及んでいることもあり、全ての特定・調査完了と日常業務への完全な復旧までにはしばらくの時間がかかる見込みとなっております。

現時点として二次被害は確認されておりませんが、本件の全容把握をすべく調査を実施しています。

今後、本件の被害状況が判明しましたら、改めて当社ホームページ等においてお知らせいたします。

3 再発防止策

当社では、従前よりサーバ・コンピュータへの不正アクセスを防止するための措置を講じるとともに情報の適切な管理に努めてまいりましたが、このたびの事態を厳粛に受け止めております。調査の結果も踏まえ、外部機関の協力を得ながら再発防止策を講じる等、今後も随時改善を図ってまいる所存でございます。








【セキュリティ事件簿#2025-058】京都お仕事マッチング診断「ジョブこねっと」、開発&テストの不備により登録企業であればインターンシップ応募者全員の個人情報を閲覧できる状態に 2025/2/5

 

京都府は5日、府就職・転職サイト「ジョブこねっと」上で、登録企業2250社がインターンシップ応募者122人全員の個人情報を閲覧できる状態になっていたと発表した。システム開発に不備があったためで、同日時点で被害の報告はないという。

同サイトはインターンの応募を受けた企業のみ個人情報を閲覧できるよう設定していたが、昨年5月の運用開始以来、特定の操作をすれば、全社が応募者の氏名や電話番号などを閲覧できる状態になっていた。1月29日に企業から指摘を受け発覚。運用を停止し、応募者らに謝罪したという。

出典:インターン応募者の個人情報が閲覧できる状態に 自治体の就職サイト、システム開発に不備アーカイブ

【セキュリティ事件簿#2025-057】株式会社レジステイ 弊社Airbnbアカウントへの不正アクセスによるフィッシングサイトに誘導するメッセージ配信とお客様の個人情報が第三者に閲覧された可能性についてのお詫びとお知らせ 2025/2/6

 

このたび、弊社が使用している予約サイト「Airbnb」の宿泊管理システムにおける弊社のアカウントが不正アクセスを受け、Airbnb経由で弊社宿泊施設を予約された一部のお客様に対して、フィッシングサイトへ誘導するメッセージが配信されたことを確認しました。弊社アカウントより閲覧できるお客様の個人情報が第三者により閲覧された可能性があり、また、二次被害として、一部のお客様がフィッシングサイトに対しクレジットカード情報の提供を行った結果、金銭的被害を受けていることを確認しております。

お客様にはご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

事象の経緯

2025年2月2日から2月3日にかけて、Airbnb経由で宿泊をご予約されたお客様に対して、Airbnbのメッセージ機能を使用し弊社アカウントよりフィッシングサイトへ誘導するURLリンクが貼付されたメッセージが配信されていることを確認いたしました。これを受け、該当のメッセージが配信されたお客様に対して、当該URLリンクへアクセスをしないようにメッセージを配信いたしました。また、弊社でセキュリティチェックを行った結果、弊社の一部の端末で不正アクセスが行われていたことを確認しました。

不正アクセスの原因や、漏洩した可能性のある個人情報の種類や件数を含め、詳細についてはAirbnb社や捜査機関と連携を取りつつし現在調査中ですが、不正アクセスや脅威が検出されなかった端末からアカウントのログインパスワードを変更いたしました。なお、他予約サイトのアカウントでは不正アクセスは確認されておりません。

お客様へのお願い

弊社は、Airbnb経由で弊社宿泊施設にご予約されたお客様のご宿泊料金や追加サービス等の料金はすべてAirbnb経由で請求を行っており、別サイトにてクレジットカード情報やお支払いを請求することは行っておりませんので、決済を誘導する外部サイトへのリンクは不用意に開かず、また決済情報の入力をなさらないようお願い申し上げます。不審なメッセージを受信された場合は、Airbnb社サポートあるいは下記弊社窓口へお問い合わせください。

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【セキュリティ事件簿#2025-056】共栄火災海上保険株式会社 当社業務委託先鑑定会社における不正アクセスに伴う情報漏えいのおそれについて 2025/2/7

 




当社が損害調査業務等の一部業務を委託している東京損保鑑定株式会社(以下、 「東京損保鑑定] )において、第三者の不正アクセスに伴うランサムウェア被害が発生し、当社のお客様や事故のお相手様の情報等の漏えいの可能性があることが東京損保鑑定からの報告により判明いたしました。

現時点でお客様の情報が不正使用された事実は確認されていませんが、 お客様にはご迷惑、ならびにご心配をおかけし、心より深くお詫び申し上げます。

東京損保鑑定に対して調査結是を踏まえた再発防止策の徹底を求めるとともに、当社においても、本件を厳東に受けとめ、 委託先を含め、お客様等の情報等の管理をより一層強化してまいります。

1. 経緯と調査結果

10 月 18 日に、 東京損保鑑定から当社に対し、 情報濡えいのおそれが認められるとの報告があり、その後、12 月 11 日に、 外部機関に委託したフォレンジック調査結果が報告され判明しました。

概要は、以下のとおりです。

・2024 年 8 月 29 日にサーバ内にあるファイルを見ることができなくなり、外部の専門家による調査を行った結果、ランサムウェア被害によりサーバの一部で保管しているファイルが暗号化され、情報漏えいのおそれがあることを確認しました。

・東京損保鑑定からの調査結果では、 お客様のデータが漏えいした証跡等は確認されておりません。

・東京損保鑑定が委託する調査会社を通じてダークウェブサイトの確認を行っていますが、現時点で流出した情報の掲載は無く、情報の第三者による不正利用の事実も確認されていません。

2. 漏えいしたおそれがある情報 (本日時点)

【件数】224 件

【漏えいした可能性のある情報】

契約者名、被保険者名、保険対象の所在地、証券番号等、当社が東京損保鑑定に損害調査依頼時に提供するものや鑑定内容

※お客様のセンシティブ情報、クレジットカードや金融機関口座等の情報は含まれておりません。

3. 今後の対応

情報漏えいのおそれが生じたお客様の情報等について特定を進めており、特定できたお客様につきましては、順次ご案内いたします。なお、現時点で情報等の不正利用は確認されておりません。

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【セキュリティ事件簿#2025-055】ライオン株式会社 海外子会社への不正アクセスによる個人情報漏洩可能性のお知らせ 2025/2/7

 

この度、タイの当社子会社Lion Corporation (Thailand) Ltd.(本社:バンコク、以下LCT)において、同社が運営するタイ国内向けオンラインショッピングサイトが第三者からの不正アクセスにより改ざんを受け、同サイトに会員登録されているお客様の個人情報等が漏洩した可能性があることが判明いたしました。

LCT では、サイトの改ざんが確認された後、速やかに同サイトを閉鎖するなど必要な対策を講じるとともに、現地関係当局への届け出を行っております。その後現時点で、本件に関わる個人情報の不正利用等は確認されておりません。

なお、本件は LCT が運営するタイ国内向けのオンラインショッピングサイトにおいて発生した事象であり、当該サイトは当社グループ各社の社内ネットワークとは接続されておらず、他のシステムでの被害は発生しておりません。従いまして、LCT の当該サイト登録会員以外の皆様に影響を与える可能性は極めて低いと推量しております。

当社グループでは今回の事態を重く受け止め、今まで以上に堅牢な情報セキュリティ体制の構築と運用強化を徹底し、再発防止に取り組んでまいります。

この度は、お客様をはじめ関係者の皆様にご心配をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。

【セキュリティ事件簿#2025-054】光精工株式会社 ランサムウェア攻撃によるインシデント発生について 2025/2/4

 

光精工株式会社は、2025 年 1 月 19 日にランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、一部サーバーでウィルス感染が確認されました。

翌日には、三重県警察に通報し相談を進めるとともに、セキュリティ専門会社と協力して原因究明などを進め、関係省庁への報告を済ませました。また、被害サーバーの隔離を行い、安全性が確認されたシステムから稼働を再開しております。ウィルスの侵入経路についてはほぼ特定されており、引き続き詳細な調査・復旧対応を進めてまいります。

現在、情報漏洩の有無についても調査を継続しており、調査の進捗につきましては、判明次第改めてご報告いたします。なお、攻撃を検知後に速やかにサーバーの停止、およびネットワークの遮断を行うなど、被害の最小化に努めた結果、現時点では生産活動への影響は発生しておりません。

関係者の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後も万全の対応を進め、安全対策の強化に取り組んでまいります、ご理解のほどよろしくお願いいたします。以上、とりいそぎ、第一報をご報告いたします。

【セキュリティ事件簿#2025-053】株式会社ファーマインド 当社委託先へのサイバー攻撃に関する調査結果のご報告 2025/2/5

 

平素より当社とお取引いただき、ありがとうございます。

2024年9月13日(金)に当社がお取引先企業様との取引管理に利用しているシステムを提供する株式会社関通(以下、「関通」)より、同社が運用するサーバーに対し、ランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたとの報告を受け、個人情報漏洩の可能性があることが判明いたしました。 これを受けて、当社は直ちに状況の確認および被害の最小化に向けた対応を完了し、関通と連携して再発防止策を実施いたしました。

・公表が遅れた理由について

お取引先企業様には早急に情報をお伝えすべきところではございましたが、不確定な情報を発表することで混乱を招くことを避けるため、調査会社による確認が完了し、具体的な事実が明らかになった段階でのご報告となりました。ご報告が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。 第三者調査機関による調査が完了し、二次被害等が発生していないことも確認できており、「現時点までに個人情報が漏洩した事実は確認されなかった」との最終報告を受け、本日の発表に至っております。

・漏洩又はそのおそれがある個人情報

当社と売買契約等に基づき商品をお届けさせていただいているお取引先企業様のご担当者様氏名、勤務先、勤務先の電話番号、勤務先の電子メールアドレスとなります。

・今後の対応について

お取引先企業様にご迷惑とご心配をおかけしましたことを重く受け止め、関通と協力して再発防止に全力を尽くして参ります。 また、お取引先企業様の安全を最優先に考え、さらなる情報管理体制の強化に取り組んで参ります。 改めまして、今回の件により多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。今後ともご愛顧いただけますよう、何卒お願い申し上げます。

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