情報処理安全確保支援士について(その1)



情報処理安全確保支援士についてちょっと気になったのでメモ。

情報処理安全確保支援士ってサイバーセキュリティ分野初の士業ということだけれども、今回はこの「士業」という部分が気になったので書き連ねます。

Wikipedia先生を参考に想像するに、
「士業」の言葉をたどっていくとサムライ(武士)にたどり着く模様。
日本の近代国家創成期に職能資格を取得したのは、基礎教育を受けた武士が多く、そこから「〇〇士」という呼称が広がったのかと。
現代では「-士」だけに限らず、「-師」との名称がある資格も含むことがあるため、「士師業」「師士業」などとも呼ばれている。

ちなみに士業(資格)には2パターンあります。
1.無資格者の実施が禁止されている業務を行うことが許可される業務独占資格
2.その名称を用いて業務を行うことが許される名称独占資格

1.で容易に想像がつく例は医師や弁護士ですな。

情報処理安全確保支援士は2.に分類され、名称独占資格ということになります。

ちなみに個人的には情報処理安全確保支援士がIT業界初の士業と思い込んでいましたが、IT業界には既に技術士という資格が存在しています(自分一応大学からITに関わっていたけど、初めて知った・・・)。ちなみに技術士は文部科学省管轄となりますが、情報処理安全確保支援士は経済産業省管轄となります。

気が向いたら資格の意義とか、類似の資格とか、もう少し整理していきます。