Kali Linuxの最新版である2021.3(quarter #3)をリリースし、ダウンロードやアップデートが可能になりました。
6月にリリースした2021.2からの変更点の概要は以下の通りです。
- OpenSSL:デフォルトで幅広い互換性を実現
- 新しい Kali-Tools サイト:Kali-Docs に続き、Kali-Tools も完全にリニューアル
- ライブイメージセッションにおけるVMサポートの向上:マシンからKali VMへのコピー&ペーストやドラッグ&ドロップがデフォルトで可能になりました。
- 新しいツール:敵対者エミュレーション、サブドメイン乗っ取り、Wi-Fi攻撃など。
- Kali NetHunter スマートウォッチ:TicHunter Pro のための、初のスマートウォッチ
- KDE 5.21:Plasmaデスクトップのバージョンアップ
- Berate_ap - MANAの不正なWi-Fiアクセスポイントのオーケストレーション
- CALDERA - スケーラブルな自動敵対者エミュレーション・プラットフォーム
- EAPHammer - WPA2-Enterprise Wi-Fiネットワークに対する攻撃
- HostHunter - OSINT技術を使ってホスト名を発見するためのツール
- RouterKeygenPC - デフォルトのWPA/WEP Wi-Fiキーを生成
- Subjack - サブドメインの乗っ取り
- WPA_Sycophant - EAPリレー攻撃の邪悪なクライアント部分