第4次安倍再改造内閣が発足した。
小泉進次郎氏が入閣したり、韓国に対して毅然とした対応を取った河野太郎氏が防衛大臣になったり、ポスト阿部やら対韓(断韓)やらで、マスコミは賑わっているようだ。
そういえば、ふと思ったのだが、新内閣のITやサイバーセキュリティ周りは一体どうなっているのだろうか?
日本は来年オリンピックを控えているにもかかわらず、IT関連大臣は失態続きなのである。
自分の知る限りでは、まずは丸川珠代氏。
当時政府のサイバーセキュリティ戦略本部で副本部長を務め、2020年東京五輪・パラリンピックのサイバーセキュリティー対策を担っていたが、2017年2月上旬に公式サイトがハッキングされ、サイト改竄されるという失態を犯した。
当時の記事はコチラ
次が、桜田義孝氏。
国会の答弁で信じられない位のIT無知っぷりを披露し、最後は失言で失脚。
国会でサイバーセキュリティを担当する大臣が「自分でパソコンを打つということはありません」という発言には結構度肝を抜かれた。世界中からもかなり馬鹿にされたと記憶している。
当時の国会答弁(抜粋)のメモはコチラ
んで、満を持して今回の内閣改造でIT担当大臣に就任したのが、竹本直一氏(78)。
どんな人かというと、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(通称:はんこ議連)」の会長さん。
ちなみに、台湾では38歳の天才プログラマーがIT担当大臣を務めているらしい。
CIOやCISO経験者ではなく、はんこ議連の会長さんに日本のITを担わせるのは、安倍首相の戦略なのだろうか?