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【セキュリティ事件簿#2023-392】内閣府職員の不正行為: 公益財団に対する情報を意図的に漏洩
2023年9月29日、内閣府は公益法人行政担当室に所属する職員Aが公益財団の職員から受け取った情報を故意にその公益財団に漏らしていたことを公表しました。
この情報提供は2022年10月に行われ、職員Aは公益財団のウェブサイトの問い合わせフォームを通じて情報提供の事実と情報提供者の氏名を漏らしました。
この事態は2023年8月に情報提供者が国を相手に訴訟を起こしたことで明らかとなりました。
職員Aは、この漏洩事件を認め、その時点で文部科学省から公益法人行政担当室に出向していたことも判明しました。
内閣府の公益法人行政担当室はこの事件を受けて、マニュアルを改訂し、研修を強化することで再発防止を図ると明言しています。
【セキュリティ事件簿#2023-391】三重県 宇治山田高校における高校生活入門講座参加登録者の個人メールアドレスの再漏洩について 2023年09月27日
1 要旨
宇治山田高校において、高校生活入門講座参加登録者421名に対し、メールアドレスが宛先欄に入ったメールが送信され、再度、メールアドレスが漏洩しました。
2 内容
(前回の概要)
令和5年9月19日(火)、本校教頭が高校生活入門講座参加登録者421名に、入門講座のアンケートへの回答依頼のメールを送信した際、メールアドレスを宛先欄に入力して送信したことにより、メールアドレスが漏洩しました。
(今回の概要)
・9月26日(火)11時26分、教頭が、19日の誤送信メールを整理した際、メール機能について十分に理解しないまま操作を行ったため、高校生活入門講座参加登録者421名にメールアドレスが宛先欄に入ったメールが自動的に送信されました。
・教頭は、19日付メールを削除する目的で、メールの「メッセージの取り消し」機能を使用しました。「メッセージの取り消し」機能では、送信済みのメールは削除できず、19日付メールの送信先全員に「このメールを取り消します」旨が自動的に送信されました。宛先も19日と同様の状態で送信されました。
・11時30分頃、入門講座参加登録者の保護者から学校に電話で「メールが届いたが、今回もアドレスが見られる状態にある」と指摘があり、漏洩が判明しました。
・13時06分に、学校から参加登録者全員にお詫びと、再度削除依頼のメールを送信しました。
3 今後の対応
今後、決してこのようなことのないよう、改めてメールアドレスの管理を確実に行うとともに、アプリケーションソフトの操作方法についての研修を深め、再発防止を徹底します。
【セキュリティ事件簿#2023-390】株式会社チューリップテレビ 個人情報の漏えいについて 2023年10月4日
2023年10月3日(火)午後3時ごろ~午後11時ごろ
ハッピータイムに応募した方の電話番号お誕生日の方の氏名、生年月日、住所(都道府県と市町村)、性別、それに写真応募者とお誕生日の方の関係、お祝いのメッセージ
32件(2023年5月2日から9月7日までに応募された方)
2023年10月3日(火)午後10時54分頃に、チュプリ会員から「チュプリ」の画面上で個人情報が閲覧可能な状態になっている旨、指摘を受けて確認した。
システムを担当する委託業者が、アプリのプログラム改修を行ったことにより、既存のプログラムに影響が出た。作業後の確認が不十分だった。今後、作業前に影響等についての十分な検証を行い、また、作業実施後は、正常な動作になっているか詳細に確認することとし、再発防止に努めてまいります。ご迷惑とご心配をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。
【セキュリティ事件簿#2023-389】富士ソフト株式会社 当社の社内システムに対する不正アクセスについて(10/2追記) 2023/9/27
今回発生した不正アクセスは、当社を狙った標的型攻撃であることが調査により判明しました。攻撃により一部の環境の侵害を受けましたが、すぐに封じ込めができており、また他の環境にもマルウェア感染等の被害が出ていないことを確認できています。攻撃者の侵入経路は既に特定し封鎖済みであり、9月22日以降は攻撃も確認されていません。
本日時点において当社内で影響範囲の特定と対策はできておりますが、引き続き第三者機関にも協力を頂き、さらに厳密な範囲の確認、発生事象の詳細確認等を行い、最終的な対応を行う予定です。
本件に関して、関係する皆様にご迷惑とご心配をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。
今後、同様の事態を起こさないよう、再発防止に努めるとともに、不正アクセスなどの犯罪行為には厳正に対処してまいります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの改悪に伴い、解約を決意
これまでセゾンプラチナビジネスカードを愛用していたが、「SAISON MILE CLUB」の改悪に伴い、解約することにした。
セゾンプラチナビジネスカードは一時期最大1.4%近くのマイル還元率を狙える最も優秀なカードで、年会費も決済額が200万円を超えると半額になるなど、コストパフォーマンスも高いカードだった。
その後細かい改悪が続き、今回の「SAISON MILE CLUB」の改悪を受けて遂に撤退を決定した。
後続をどうするかだが、現在の方針は下記の通り。
・JALカードSuicaの活用
現在使用しているJALカードSuicaの”CLUB Aカード”を”CLUB Aゴールドカード”にアップグレードする。JALカードSuicaのCLUB Aゴールドカードは毎年100万円以上決済すると5,000JREポイント(≒3,333JALマイル)がもらえるので、これでセゾンプラチナビジネスカードの還元率を超える。
いきなりJQ CARD エポスゴールドに入会してもよいのだが、ちょっと芸が無いため、コチラのサイトを参考に一旦エポスカードを発行してクレカ発行ポイントを頂いたのちにJQ CARD エポスゴールドへのインビテーションを貰う作戦を取ってみることにした。
さて、どうなることやら。
【恥ずかしい話】優待取りは意外にコスト高だったことを今更知る
株主優待を通じたポイ活をしばらくやっていたのだが、先日冷静に振り返ったところ、意外にコスト高であることが今更ながら分かった。
やっている優待取りはターゲットとなる株式を現物で買いつつ、信用取引で同じポジションを空売りする方式。
この方法だと、同じ金額で売買するためリスクは少ないと思っていた。
当然コストは発生するが証券会社の手数料程度でバイマイルの範疇に入ると思っていた。
今回反省するきっかけになった取引は以下。
【アウトライン】
某L社株
仕掛かり:826円(成行)
手仕舞:794円(成行)
取引数量:2,000
優待:2,400JALマイル
【当初想定】
現物仕掛かり手数料:-660円
現物手仕舞い手数料:-660円
現物売却損:-66,660円
信用貸株手数料:-199円
信用返済益:66,660円
現物配当:2,550円
信用配当調整金:-2,709円
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コスト計:1,669円
こんな感じで、1マイル0.7円で調達できる算段だった。
ところが、ふたを開けてみるとこんな感じ。
【結果】
現物仕掛かり手数料:-660円
現物手仕舞い手数料:-660円
現物売却損:-66,660円
信用貸株手数料:-199円
信用返済益&支払い日歩:-22,599円
現物配当:2,550円
信用配当調整金:-2,709円
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コスト計:90,937円
こうなると1JALマイルのコストが37.89円となり、全くメリットが無い。
想定を大きく狂わせたのは日歩。
これは信用取引で株式を借りる際にかかる手数料。
実は仕掛時に前日の日歩はチェックしていたのだが、実際にどうなるかがやってみないと分からないところに恐ろしさがある。
しかも仕掛けは権利落ち日に実行するので、日歩のコストが高いからやめるといった柔軟な行動ができない。
こういうコツコツドカンは避けなければいけないというのは小次郎講師の教え。
という訳で優待取りによるマイル調達からは手を引くことを決定。
JALマイルの調達に関してはマリオットポイントを地道に貯めていくのが最も確実であることが分かった。
幸いにして住信SBIネット銀行の外貨積立スキームでドルを低コストで調達するスキームが確立できたので、マリオットポイントの最大セールス時にまとめ買いをして効率よくJALマイルを調達していきたい。