株式会社日経BPが運営する医療従事者専門サイト「日経メディカル Online」(https://medical.nikkeibp.co.jp/)において、2022年6月24日にお知らせした不正アクセスに関連して、6月28日以降に海外のIPアドレスからのサイバー攻撃があり、4千件を超える会員登録情報の一部が盗まれた可能性があることが判明しました。
会員の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑およびご心配をおかけする事態が続いておりますことを深くお詫び申し上げます。これ以上の不正アクセスを阻止するため包括的な対策を講じるとともに、一刻も早く原因を究明し、再発防止策をご案内させていただきます。
●サイトの一時停止とパスワードの初期化
会員の皆様の情報を守ることを最優先に、本日午後からメディカルOnlineのサイトを一時停止し、88万人の全会員の皆様のパスワードを初期化させていただくことに致しました。パスワードの初期化が完了した後、サイトを速やかに再開いたしますので、会員の皆様には誠にご迷惑をおかけしますが、パスワード(初期化前に比べて文字数や文字種類を増やして複雑さを高めたもの)の再設定をお願いいたします。パスワードの再設定後はメディカルOnlineのサービスを引き続きご利用いただけるようになります。
また、6月24日に本欄でお知らせした不正アクセスのうち少数について、会員登録情報の一部が書き換えられていたこともわかりました。被害拡大を防ぐため、これまでの電子ギフトコードの表示画面停止に加え、登録情報の変更画面なども停止させていただくことと致しました。万一、電子ギフトコードが不正利用されてしまった場合に備え、補償させていただく方法を検討しております。ご不便をおかけする状況が続いており、大変申し訳ございません。一時停止した機能については、不正アクセスの対応が完了し次第、再開させていただきます。
●今後の対応と会員の皆様へのお願い
弊社では、本件を個人情報保護委員会に報告するとともに、捜査当局や専門調査機関とも協力し、事態解明と被害阻止に向けた対策を急いでおります。今後、セキュリティ体制のさらなる強化を図り、情報管理の徹底に努めてまいりたいと存じます。