【セキュリティ事件簿#2025-110】中部国際空港株式会社 事業者向け安全 e ラーニングサイトの不正アクセスによるプログラムコードの改ざん及び情報漏洩の可能性に関するお詫びとお知らせ 2025/3/6

 

このたび、中部国際空港株式会社による空港内事業者向けの安全に関する e ラーニングサイトにおいて、不正アクセスによりプログラムコードに変更が加えられていたことが判明しました。改ざんが発覚した時点で当該サイトの利用を停止し、不正アクセスを受けたサイトにつながるサーバーへの経路は遮断しております。

現時点で原因の特定には至っておりませんが、e ラーニングシステムを提供する独立した Web サーバーにおいて、内在するシステム上の脆弱性を悪用された結果、不正アクセスおよびプログラムコードの改ざんに至ったことが推測されます。

なお、改ざんによる影響等について調査を行ったところ、e ラーニングシステム利用を登録した事業者の従業員(以下、「対象従業員」という)の情報を盗取またはウイルス感染を誘導するような改ざんはありませんでしたが、不正アクセスにより対象従業員の個人情報等が漏洩した可能性を否定できないことから、関係当局への報告および対象従業員への通知など、必要な対応を実施しております。

今後、原因や影響の特定に必要となるログ情報の記録に関して強化するとともに、セキュリティシステムの技術的強化を実施し、脆弱性管理・対策を推進し、脆弱性悪用による再発を防止してまいります。

対象従業員をはじめとする皆様にはご心配とご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。

(発覚の経緯)

・ 2025 年 2 月 26 日、当該サイトの管理モードの一部機能が使用できないことについての調査過程で、プログラムに認知しない変更が加えられていたことが判明。これを受け当該サイトの利用を停止

・ 2025 年 2 月 28 日、個人情報保護委員会へ速報として報告

・ 以降、関係官庁への報告・相談および対象従業員へ通知

※現時点で対象事業者等からの被害の報告はありません。

(不正アクセスを受けたシステム)

名称: 「中部国際空港安全 e ラーニングサイト」

内容: 中部国際空港株式会社が、中部国際空港の制限区域内で業務を行う事業者に対し、空港のルールに関する教育を行なうオンラインシステム

保管情報:

① 対象従業員に関する情報

制限区域立入証登録者(2019 年 12 月以降の登録者):24,288 件(立入証としての有効データ:8,796 件)

・ 氏名

・ 制限区域立入証番号

・ メールアドレス(5,163 件)

・ 事業者電話番号(4,715 件)

② 教育資料

立入証の取扱いや空港内での運転ルール、空港スタッフであっても検査を受ける必要性やルール順守に関する安全啓発のための教育資料

※対象従業員の皆様へのお願い

  • 現時点で本件に関わる個人情報等の不正利用は確認されておりませんが、差出人や件名に心当たりのない不審なメールを受信された場合は、メール内に記載のリンク先へのアクセスや添付ファイルの開封を行わずに、メールを消去いただくようお願いいたします。

  • 当社より対象従業員の皆様に連絡を行っておりますが、現在個別にご連絡ができない方には、本案内をもってお知らせとさせていただきます。

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【セキュリティ事件簿#2025-109】南日本酪農協同株式会社 当サイトはDairy 南日本酪農協同株式会社の臨時ホームページです。 2025/3/17

 

2025年3月17日早朝にサイバー攻撃を受けた事が、公式ホームページに通知されました。サイバー攻撃により弊社が管理している個人情報が流出したとの内容で、複数のお客様より個人情報流出に関するお問合せを受けております。

お客様、関係者様には多大なるご迷惑、ご心配をお掛けし大変申し訳ございません。

個人情報流出に関するメールを受信された方は、メールに記載されております電話番号には決して連絡されませんようお願い申し上げます。

現在 警察に相談の上、事実確認・詳細について調査中です。また、サイバー攻撃の影響により公式ホームページはメンテナンス中としており、こちらの臨時ホームページを開設しております。

調査しました内容、対策につきましては追ってこちらの臨時ホームページにて掲載する予定です。 この度は多大なるご迷惑、ご心配をお掛けし大変申し訳ございません。

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【セキュリティ事件簿#2025-108】大阪府立男女共同参画・青少年センター ホームページについてお詫び 2025/3/21

 

ホームページ停止についてお詫び申し上げます。

外部からの不正アクセスによる影響を調査するため、令和7年2月17日(月曜日)から停止しておりましたドーンセンターウェブサイトについて、調査の結果、全ての関連システムの安全性及び情報漏洩がないことが確認できました。

本日令和7年3月21日(金曜日)より再稼働しておりますので、お知らせします。

府民の皆様及び利用者の皆様には、停止期間中にご不便をおかけいたしましたことをお詫びいたします。

引き続き、ドーンセンターをご利用いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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【セキュリティ事件簿#2025-107】日本ゼオン株式会社/株式会社トウペ 当社グループ企業における不正アクセスによるシステム障害発生のお知らせ 2025/3/14

 

この度、日本ゼオン株式会社(以下、「当社」)のグループ企業である株式会社トウペ(以下、「トウペ」)においてシステム障害が発生し、一部のサーバーが第三者による不正アクセスを受けた可能性を確認しました。

現在、外部専門家の助言を受けながら、影響の範囲などの調査と復旧への対応を進めておりますが、被害の全容を把握するには、今しばらく時間を要する見込みです。

お客様やお取引先をはじめとする関係者の皆さまに多大なご迷惑、ご心配をお掛けすることになり、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。

【経緯】

2025年3月 6 日、トウペが利用しているサーバー機器の一部において、システム障害が発生しました。このため、直ちにサーバー機器の保守ベンダーと連絡を取り、ネットワークからの切り離しなど必要な対策を同日中に実施しました。 その後の当社 CSIRT※の調査により、不正アクセスの可能性が確認されました。

 ※CSIRT:Computer Security Incident Response Team

【現在の状況と今後の対応】

不正アクセスを受けたサーバーから情報が漏洩した可能性があるため、外部専門家とトウペと当社が連携し、引き続き皆様へのご迷惑を最小限にとどめるべく調査を続けております。 また、個人情報保護委員会への報告、警察などの関係機関への報告および相談はすでに行っております。

なお、トウペのサーバー及びネットワークは、当社および当社グループ企業とは別個に構築・運用されており、トウペ以外の当社グループ企業においては、本件に関する影響は確認されておりません。

【トウペ塗料製品の出荷対応について】

トウペの塗料製品出荷に関する対応は、トウペにて誠意をもって進めさせていただきます。対象となるお客様には FAX にて本内容と同様のご案内を差し上げておりますが、出荷のご案内等につきましては、トウペの受注物流部および担当営業より個別にご連絡いたします。

【当社の業績への影響】

 本件が当社の業績予想に及ぼす影響については精査中です。今後、業績に重大な影響があると判断した場合は速やかに公表いたします。

当社およびトウペでは、今回の事態を重く受け止め、外部専門機関の協力も得て原因究明を進めるとともに、今まで以上に厳重な情報セキュリティ体制の構築と強化徹底を図り、再発防止に取り組んでまいります。今後、新たにご報告すべき事象が判明した場合は、速やかにお知らせいたします。

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【セキュリティ事件簿#2025-106】酒田光陵高校のシステムで不正アクセス 260万件の不審メールを垂れ流す

 

山形県立酒田光陵高校は19日、ICT学習支援システムに不正アクセスがあり、生徒と職員、それに卒業生ら合わせて1155人分の氏名などが外部に流出したと発表しました。

学校の説明によりますと流出したのはすべての生徒と職員、それに卒業生と旧職員合わせて1155人分の氏名と、生徒や教員が学習支援システムのアクセスに使うアカウントのIDとパスワードです。これまでに生徒の成績や住所などの個人情報の流出は確認されていません。

3月5日朝、学習支援システムにアクセスできないことに担当教員が気付きました。その後システム管理会社と調査したところ管理者用パスワードがリセットされており、何者かが作ったアカウントが生徒や職員の情報に不正にアクセスしていたことが分かりました。

また、学校のアカウントからメールおよそ260万件が不特定多数のメールアドレスに送信されていたことも確認されています。メールの内容については分かっていません。

酒田光陵高校は3月12日に警察に被害を報告しました。不正アクセスされた学習支援システムは県外の民間業者が管理するクラウド型のシステムで学校は被害確認後の3月8日からセキュリティの設定を強化し対応しました。

学校は今後は専門のセキュリティ業者に管理を委託し、また新年度は県が管理する学習支援システムへ移行するとしています。

出典:酒田光陵高校のシステムで不正アクセス 260万件のメールが学校のアカウントから送られる 内容は不明アーカイブ

【セキュリティ事件簿#2025-105】株式会社リクルート 『北海道じゃらん』不正アクセスに関するお詫びとお知らせ 2025/3/19

当社が運営するウェブサイト『北海道じゃらん』において、不正アクセスが発生し、個人情報が漏洩した可能性があることが判明いたしました。本ウェブサイトは旅行情報誌『北海道じゃらん』が運営する観光情報サイトで、宿・ホテルの予約サイト『じゃらんnet』とは異なるサイトです。宿泊予約等のサービス機能やリクルートIDとの連携はございません。

お客様および関係者の皆様に、多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。本件について、現在判明している情報および当社の対応について、以下のとおりお知らせいたします。

1. 事象の概要

2025年3月19日(水)8:00頃、『北海道じゃらん』サイトに対する不正アクセスを検知いたしました。その後の調査により、個人情報が漏洩した可能性があることを確認しました。

2. 対象サービス

『北海道じゃらん』サイト ※旅行情報誌『北海道じゃらん』が運営する観光情報サイト

3. 対象となったお客様と影響範囲

• 『北海道じゃらん』サイトに会員登録されたお客様 最大10.4万人

• 漏洩の可能性がある個人情報の種類 

※スタンプラリー参加やアンケート回答などを目的に『北海道じゃらん』サイトに会員登録いただいた情報

【必須項目】

氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、ニックネーム

暗号化(ハッシュ化)されたパスワード

【任意項目】

建物名・部屋番号、婚姻状況、子どもの有無、職業、会員になったきっかけ

※クレジットカード・銀行口座情報は保有しておらず、漏洩の可能性はございません。

4. 原因

第三者からの不正アクセス

5. 現在の対応状況

• 『北海道じゃらん』サイトの一時停止

 ※ログイン、パスワード変更、退会手続き含め全ての機能を停止中です

• 不正アクセスの原因および影響範囲の詳細調査を継続中

6. お客様へのお願い

現在、『北海道じゃらん』の名を使ったメールが確認されております。詐欺・フィッシングの可能性があるため、以下の点にご注意ください。

• 不審なメール・電話・SMSを受けた場合、開封や応答をしないでください

• メールやSMSに記載された不審なリンクを開かないでください

• メールやSMSに添付されたファイルを開封しないでください

• 『北海道じゃらん』サイトへのログインパスワードと、他のインターネット・サービスで使用しているパスワードが同じ場合、他のインターネット・サービスのパスワードを変更してください

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【セキュリティ事件簿#2025-104】日本マクドナルド株式会社 お客様のメールアドレス漏えいに対するお詫びとご報告 2025/3/19

 

このたびマクドナルド公式アプリにご登録いただいたお客様のメールアドレスが、誤ってほかのお客様にも表示される事案が発生いたしました。以下に内容と原因、ならびに当社の対応をご報告申し上げます。当社では本件を厳粛に受け止め、再発防止に努めてまいります。お客様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

事案の概要

・発生日時: 2025年3月14日(金)12時から13時頃

・発生内容および原因:

3月12日(水)~3月13日(木)にかけマクドナルド公式アプリに新規にご登録いただいたお客様に対し、登録完了メールを送信する際、本来であればお一人おひとり個別にメールをお送りすべきところ、メール配信システムの設定ミスにより、「To」欄へお客様以外のメールアドレスも記載し配信してしまいました。その為、メールを受け取ったお客様がほかのメールアドレスを閲覧可能な状態になっておりました。誤記載されたメールアドレスは1通につき最大500件ずつとなり、影響を受けたメールアドレスの総計は8,989件となります。なお、メールアドレス以外の個人情報や機密情報の漏えいはございません。

・当該のメールを受け取られたお客様へのお願い:

大変お手数をおかけしますが、「マクドナルド会員 ご登録メールアドレス確認完了メール」というタイトルのメールを破棄いただけますようお願いします。

・当社の対応:

日本マクドナルド株式会社ではメールを受信されたお客様からの問い合わせで上記事案を把握し、3月17日(月)中に個人情報保護委員会へ報告しました。また対象のお客様お一人おひとりに対し、お詫びのご連絡とあわせ、当該のメールの破棄を依頼しております。また今後の再発防止のため、現在メール配信システムの見直し、ならびに配信時の確認作業の厳重化を行っております。

以上、お客様に多大なご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。本件についてご不明点やご不安な点がおありの際は以下公式アプリ事務局までご連絡をお願い申し上げます。

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【セキュリティ事件簿#2025-103】医療法⼈桂名会 個⼈情報漏えいに関するお詫びとご報告 2025/3/18

この度、医療法⼈桂名会(以下、当法⼈)におきまして、下記の個⼈情報漏えいが発⽣しました。

患者さま及びご家族さまにおかれましては、多⼤なるご迷惑とご⼼配をおかけする事態になりましたことを⼼よりお詫び申し上げます。

患者さまの情報の厳重な管理を求められる医療機関といたしまして、今回の事態を重く受け⽌め、情報管理につきましては、役職員に対し教育を徹底し再発防⽌に努めてまいります。

1. 事案の概要

2025 年 2 ⽉ 27 ⽇ 1 時 47 分から同年 3 ⽉ 10 ⽇ 19 時 26 分までの間、瀬尾記念慶友病院(以下、当院)のホームページにおいて、当院の⼿術実績件数データを PDF ファイルにて掲載すべきところ、患者さまの個⼈情報や病名等を含む情報を誤って掲載し、閲覧できる状態になっておりました。

3 ⽉ 10 ⽇ 19 時 21 分、当院担当者が誤ったファイルを掲載していることに気づき、19時 26 分に当該データを削除いたしました。

2. 漏えいした可能性のある個⼈情報

2024 年 1 ⽉ 4 ⽇から 2024 年 8 ⽉ 6 ⽇までの期間において、当院において⼿術を受けられた患者さまの漢字⽒名・性別・年齢・病名・⼿術術式・⿇酔種別・⼿術⽇等(114 件、106 名)。 

3. 発⽣原因

当法⼈ではホームページへの情報掲載作業を業務委託先に委託しております。通常は病院担当者及び業務委託先確認者による 2 名での⼿続きを経て掲載データの確認を⾏っておりますが、今回、病院担当者側から送付された⼀次情報を、業務委託先確認者側において情報の内容確認を⼗分に⾏わずに、個⼈情報が含まれたままの資料を掲載してしまったことが原因です。

4. 再発防⽌策

役職員に対し個⼈情報の重要性と厳格な管理を改めて周知するとともに、対外的に公表するデータ作成の際の確認作業を徹底させ再発防⽌に努めてまいります。

また業務委託先においても、個⼈情報管理の重要性の社内教育を再度実施することに加え、受託業務に関する情報の取り扱いおよび管理ならびに作業⼯程や制作物の内容確認の組織的な確認作業の強化・徹底など、再発防⽌を組織的に取り組むとの報告を受けております。

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