[悲報]LATAM航空ワンワールド脱退


チリのLATAM航空が、ワンワールドから近いうちに脱退することになったそうです。

ワンワールドは日本航空が加盟しているため、国内的にはメジャーだと思うが、3大アライアンスの中では一番貧弱(スターアライアンス28社、スカイチーム18社に対してワンワールド13社)

2017年にはエア・ベルリンが破綻して消えてしまい、キャセイパシフィック航空は中国国際航空と資本提携していて将来的には脱退の噂が流れていたり、カタール航空は一時期脱退をほのめかすなど、不安なニュースも多い。

一応2020年にロイヤル・エア・モロッコが加盟し、2018年にスカイチームを脱退した中国南方航空も将来的にワンワールドに加盟するということで、若干明るいニュースに包まれていたのだが、またしても暗い影が・・・・。

アライアンスの弱体化により影響が出てくるのが、JALのマイルで行くワンワールドアライアンス特典航空券のルートに制約が出てくる点。

同様に世界一周航空券で世界を旅する際に制約が出てくる点。

LATAM航空の脱退により、ワンワールドは南米の拠点を失ってしまったため、南米の旅はかなり制約を受けることになる(多分南米間の移動はワンワールドは使えない)

ちなみにLATAM航空の脱退理由は、アメリカン航空との共同事業をチリ政府に却下されたことが原因らしい。

よく航空会社が共同事業を行う際、「独占禁止法の適用除外(ATI)認可」って言葉を聞くが、これが下りなかったのかと思われる。

日本~北米間の場合、日本航空&アメリカン航空、全日空&ユナイテッド航空で共同事業を行っているが、共同事業を行っても独占にはならない旨を当局に届け出て承認をもらっていると思われる。

チリの場合、LATAM航空とアメリカン航空が一緒になると独占になると判断されたのでしょう。

一方でLATAM航空は提携先を求めているようで、当局にアメリカン航空を否定された結果、デルタ航空が出てきたみたいです。

これは、中国南方航空を取られた仕返しなのだろうか???

トーマスクック破綻


2019年9月24日に英トーマス・クック破綻のニュースが流れた。

僕が「トーマス・クック」と聞いて連想したのは時刻表。

最初は老舗の時刻表メーカーが破綻したのだと思っていた。

ところが、トーマス・クックは世界最初の旅行代理店で、航空会社も持っている結構大きく、歴史ある企業だった。


トーマス・クック航空はこれまで機体を見たことはなく、今回の破綻のニュースで初めて名前を知った。

それもそのはずで、イギリスの航空会社だけど、ヒースロー空港には就航しておらず、日本はおろか極東・東南アジアにも就航していない。

こんな由緒ある旅行代理店を何故英国政府は見捨ててしまったのだろうか?

これには諸説流れているようだ。

EU強硬離脱の予行演習とか、

国が資金注入したところで数週間しか持たないと判断したからとか、

トーマスクックはイギリスの企業だけど、大株主は中国の投資会社だからだとか。

EU強硬離脱の予行演習説はちょっと意味不明。

救済は不能と判断したか、中国資本だから切り捨てる判断をしたというのが自然な気がする。

んで、何故破綻してしまったのかだが、個人的にはこのご時世、旅行代理店がもはや必要とされていないような気がしている。

個人的にはパッケージツアーで旅行に行くよりは、自分が好きな航空会社とホテルを選んで旅に行くほうが好きだし、満足度も違うと思う。

昔は旅行代理店で手配するのが一般的だったかもしれないけど、今は航空券の手配もホテルの手配も個人で簡単にできますしね。

ネットでは破綻の影響を受けた人の悲惨なエピソードがたくさん生まれています。

中でも心が痛かったのが、↓のエピソード

「最悪な気分です。幼い息子たちを海外での初めての休暇に連れて行くために、過去2年間、誕生日やクリスマスには毎回トーマス・クックのバウチャーをとっておいた。ディズニーに行く予定だったのに。800ポンド(約10万円)分が貯まったので、来夏に2人を初の海外旅行に連れて行くつもりだった。私は全額を失い、息子たちは旅行には行けなくなってしまった」

旅行代理店で旅行積立の契約とかを行っている方はお気を付けくださいませ。

株主優待を活用したJALのバイマイル

JALのマイレージはバイマイル(マイル購入)が難しい。

(ANAのマイルはマイル・ブローカーから購入できる様だが・・・)

JALのバイマイルで唯一知っているのは方法はマリオットのポイントを購入してJALマイルに交換する方法。

そんな中、バイマイルよりは手間がかかるが間接的に入手する方法を考えた。

その方法とは、プレミアム優待倶楽部を使う方法。

プレミアム優待倶楽部は株主優待のアウトソーシング企業みたいな感じ。

契約企業は株主に株主優待ポイントを発行。

株主はこの株主優待ポイントをプレミアム優待倶楽部のWILLsCoinに交換。

でWILLsCoinを優待商品と交換する流れになる。


んで、その優待商品の中にJALのマイルもあるというわけ。


株主優待でリスクを押さえてマイルを獲得するには信用取引やつなぎ売りといった投資知識が必要。

つなぎ売りを活用することで株価変動のリスクを抑えることができ、株式売買手数料+貸株料程度の費用でマイルの取得ができる。

投資経験者で陸マイル活動家の方は試してみる価値があると思うけどな。

マリオットのポイント購入30%割引セール(2019年9月14日~10月18日)


SPGスターポイント改め、マリオットのバイポイントキャンペーン。

30%オフのセールです。

定価(1,000ポイントにつき12.50米ドル)から30%割引で、1,000ポイントにつき8.75ドルとなる。

日本円でいうと、だいたい1ポイント=1円くらい。

ちなみに、個人的にはホテルマイルには興味ありません。

んじゃ、何故にマリオットのポイントセールを気にするのか。

実は数少ないJALマイルの購入手段でもあるからである。

基本はマリオット:JAL=3:1となる

駄菓子菓子(だがしかし!)

マリオット60,000ポイントを交換するとボーナスポイントが発生し、JAL25,000マイルに生まれ変わる。

一般的なバイマイルのレートとしてはあまりよくないのだが、JALマイル調達の観点で考えると数少ない購入の機会なのである。

いかんせんレートはやはり良くないので、サブ的な位置づけ(年間30,000ポイント程度の購入)で使っています。

こういう機会を活用していきながら、2.5年で120,000JALマイルを目指す旅を続けています。

紛らわしいNISA制度


マネックス証券からロールオーバーの手続き書類が来た。

ということは、NISA利用から5年が経つのか。

何とも月日は早いものです。

ところで、「NISA」と「つみたてNISA」って2つのモノが併存していることを最近初めて知りました。

たしか当初あったのは「NISA」で、その後「つみたてNISA」の登場により、従来の「NISA」は終了したものと思っていた。

ところが、これらは並列で存在しているらしい。

ざっとした違いは下記の通り

【NISA】
運用期間:5年
年間上限:120万円
投資商品の幅:広い(投資信託のほか、国内ETF、米国ETFも可能)
その他:ロールオーバーと呼ばれる繰越が可能で、期間延長が可能

【つみたてNISA】
運用期間:20年
年間上限:40万円
投資商品の幅:狭い(特定の投資信託のみ)

【NISA・つみたてNISA共通のざっくりメリット】
・運用益や配当金に税金がかからない(利益が出たら超ハッピー)

【NISA・つみたてNISAのざっくりデメリット】
・損失が出ても確定申告で繰り越しできない(損失が出たらイタさ倍増)
・(ETF投資の場合)信用取引の証拠金に組み入れられない

個人的には上記のメリットとデメリットを踏まえると、そんなにお得な制度とは思っていない。

その上で強いておススメするなら「NISA」です。

個人的に国内の投資信託は信用していないことと、資産の半分を外貨(=USD)にすべきという、内藤忍先生の教えを踏まえると、長期保有戦略で米国ETFという結論になったからだ。

パスワード管理ツール「LastPass」に最後に使ったパスワードが漏れるバグ


複数のIDやパスワードの管理を手助けしてくれるパスワード管理ツール「LastPass」のブラウザ拡張機能に、最後に利用したサイトの認証情報が漏れてしまうバグがあることが報告されました。

攻撃者がバグを悪用したクリックジャッキングを行うと、LastPassを用いて最後に入力したサイト認証情報が抜き取られる恐れがあるとのこと。

認証情報の管理って、ザルな人は同じパスワードを使いまわす一方、
真剣に考える人は恐らくパスワード管理ツールの利用にたどり着くのではなかろうか?

パスワード管理ツールを使うメリットは幾つかある。

まず、サイトごとにパスワードを変えられる点。

頭でパスワードを記憶するのは数パターンが限界。

そこで、パスワード管理ツールに記憶させる。

そうすると、自分で記憶する必要がなくなるので、各サイトごとにパスワード生成が可能となる。

そうすると、どこか1か所でパスワードがハッキングされると、他のサイトでも芋づる式に不正アクセス(パスワードリスト攻撃)を許してしまう事態を回避できる。

各サイトごとにパスワードを設定すると、意外なメリットが出てくる。

それは、万一パスワードが漏洩した際、どのサイトから漏れたのかが分かるようになる点。

以前パスワードが本文に記載された脅迫メールが送られてきたのだが、逆のその記載パスワードからどのサイトから漏れたのかを知ることができた。
(ただ、当然のごとく、漏洩元は漏洩を否定するのだが・・・・)

パスワード管理ツールのバグで情報が漏洩すると洒落にならないので、自分はセキュリティ企業であるトレンドマイクロ社の「パスワードマネージャー」を使用している。

※月額154円なので、何気に「LastPass」より安かったりする。。。

結構便利だが、若干クセのあるツールで、保存できない形態のパスワード(銀行系にある取引パスワードとか)もあるため、フリーソフトの「ID Manager」をサブで併用している。

アナログは最大の防御!?


第4次安倍再改造内閣が発足した。

小泉進次郎氏が入閣したり、韓国に対して毅然とした対応を取った河野太郎氏が防衛大臣になったり、ポスト阿部やら対韓(断韓)やらで、マスコミは賑わっているようだ。

そういえば、ふと思ったのだが、新内閣のITやサイバーセキュリティ周りは一体どうなっているのだろうか?

日本は来年オリンピックを控えているにもかかわらず、IT関連大臣は失態続きなのである。

自分の知る限りでは、まずは丸川珠代氏。

当時政府のサイバーセキュリティ戦略本部で副本部長を務め、2020年東京五輪・パラリンピックのサイバーセキュリティー対策を担っていたが、2017年2月上旬に公式サイトがハッキングされ、サイト改竄されるという失態を犯した。

当時の記事はコチラ

次が、桜田義孝氏。

国会の答弁で信じられない位のIT無知っぷりを披露し、最後は失言で失脚。

国会でサイバーセキュリティを担当する大臣が「自分でパソコンを打つということはありません」という発言には結構度肝を抜かれた。世界中からもかなり馬鹿にされたと記憶している。

当時の国会答弁(抜粋)のメモはコチラ

んで、満を持して今回の内閣改造でIT担当大臣に就任したのが、竹本直一氏(78)。

どんな人かというと、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(通称:はんこ議連)」の会長さん。

ちなみに、台湾では38歳の天才プログラマーがIT担当大臣を務めているらしい。

CIOやCISO経験者ではなく、はんこ議連の会長さんに日本のITを担わせるのは、安倍首相の戦略なのだろうか?