アナログは最大の防御!?


第4次安倍再改造内閣が発足した。

小泉進次郎氏が入閣したり、韓国に対して毅然とした対応を取った河野太郎氏が防衛大臣になったり、ポスト阿部やら対韓(断韓)やらで、マスコミは賑わっているようだ。

そういえば、ふと思ったのだが、新内閣のITやサイバーセキュリティ周りは一体どうなっているのだろうか?

日本は来年オリンピックを控えているにもかかわらず、IT関連大臣は失態続きなのである。

自分の知る限りでは、まずは丸川珠代氏。

当時政府のサイバーセキュリティ戦略本部で副本部長を務め、2020年東京五輪・パラリンピックのサイバーセキュリティー対策を担っていたが、2017年2月上旬に公式サイトがハッキングされ、サイト改竄されるという失態を犯した。

当時の記事はコチラ

次が、桜田義孝氏。

国会の答弁で信じられない位のIT無知っぷりを披露し、最後は失言で失脚。

国会でサイバーセキュリティを担当する大臣が「自分でパソコンを打つということはありません」という発言には結構度肝を抜かれた。世界中からもかなり馬鹿にされたと記憶している。

当時の国会答弁(抜粋)のメモはコチラ

んで、満を持して今回の内閣改造でIT担当大臣に就任したのが、竹本直一氏(78)。

どんな人かというと、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(通称:はんこ議連)」の会長さん。

ちなみに、台湾では38歳の天才プログラマーがIT担当大臣を務めているらしい。

CIOやCISO経験者ではなく、はんこ議連の会長さんに日本のITを担わせるのは、安倍首相の戦略なのだろうか?



国内線搭乗後にやらなければいけない事(スカイペソ ニッポン500マイルキャンペーン)


大阪から東京に帰ってきました。

国内線の飛行機に乗ったら必ずやらないといけないことがあります。

それが、デルタ航空のニッポン500マイルキャンペーン。

デルタ航空はスカイチームというアライアンスに属しています。

ところが、日本にはこのアライアンスに属する航空会社が無く(JALはワンワールド、ANAはスターアライアンスに加盟)、日本国内では孤立無援のデルタ航空が独自で日本向けキャンペーンを展開しています。

ちなみに上限があり、一般会員は最大10フライト分(合計5,000マイル)まで、メダリオン会員は、最大40フライト分(合計20,000マイル)まで獲得可能。

ちなみに、デルタスカイマイルは、通称「スカイペソ」と揶揄されており、1マイル当たりの価値が非常に低いマイレージサービスとして知られています。

特典航空券の必要マイル数も残席に応じた変動制でレートが存在しないのですが、東南アジア圏のビジネスクラス航空券で片道約50,000マイルくらいな感じです。

※Aviosと比較すると10,000マイル以上高いです。
※A3のMiles+Bonusと比較すると20,000マイル以上高いです。
※アラスカ航空の裏ワザと比較すると30,000マイル以上高いです。

つまり、スカイペソの1マイルはそれだけ価値が低いのです。

しかし、タダでもらえるものはもらっておきましょう。

デルタ航空はマイルの有効期限が無いため、のんびり気長に貯められます。

10年続ければ、東南アジア圏のビジネスクラス片道航空券に化けます。

制度改悪が無ければの話ですが・・・・

ちなみに今年の正月に、GAのCGK-KIX間のビジネスクラス特典航空券の交換に成功しました。

スカイペソはマイルの価値は非常に低いのですが、スカイチームは日本に加盟航空会社が無いことから、比較的マイナーな位置づけとなり、特典航空券の獲得はJALやANAに比べて容易と思われます。

「大阪国際空港」改め、「関西国内空港」に!!


ポイ活が完了し、大阪から東京への帰路。

伊丹空港のJALサクララウンジでのんびりしています。

サクララウンジは今年改装が終わり、ラウンジから飛行機が眺められるようになりました。

B737単体でいるとそうでもないんだけど、B777と並ぶとB777の大きさと、B737の小ささがすごく良く分かる。

ところで、国内線の大阪の空の玄関口である伊丹空港だが、個人的に気に入らないことがある。

伊丹空港の正式名称は大阪国際空港(Osaka International Airport)である。

この名前を聞けば、当然国際線が就航していることをイメージするのだが、ご存知の通り、国際線は就航していない(大阪のG20でエアフォースワンが来たのは例外として)

国際線が就航していないのに国際空港を名乗るのは詐欺なのではなかろうか?

気に入らないついでにもう一言いうと、大阪国際空港と言いつつも、実際は大阪府豊中市、同池田市、兵庫県伊丹市にまたがる空港である。

略称の伊丹空港の「伊丹」は大阪ではなく、兵庫県なのである。

うーん。

昔の常磐線位ややこしいぞ。

※昔の常磐線は、各駅停車は千代田線との直通電車を指す全く別の線路を走る電車と、普通列車という茨城の奥地や福島まで行く長距離電車と、快速列車という普通列車と同じ駅に止まるくせに取手止まりの短距離電車があった。

話がそれてしまったが、大阪国際空港は名称が詐欺なので改めるべきである。

勝手ながら、新名称を考えてみた。

・伊丹空港(Itami Airport)
 
 まんまだけど、略称をそのまま正式名称にしてしまうのはありかと。嘘もないし。
 あと、空港コード(ITM)的にも違和感無い

・兵阪空港(Hyosaka Airport)

 立地上は兵庫と大阪にあるので、ちょっと洒落て「ひょーさかくうこう」ってどうだろう。音的にも悪くないし。

・関西国内空港(Kansai Domestic Airport)

 日本語的にはダサイけど、外国人的には分かりやすい。あと、関西国際空港が国際線メインに対して、国内線メインというのが分かりやすく、シンプルではあると思う。

関空も伊丹も運営会社が同じなので「関西国内空港」でいいんじゃね。



コストダウンのつなぎ売り


「つなぎ売り」と聞いて最初に思い浮かぶのは株主優待だ。

株主優待獲得のため現物株を調達するが、価格下落で株主優待以上に損失を出してしまっては意味がない。

そこで、株主優待用に現物株をロングで持つが、価格下落に備えて信用取引でショート(空売り)でも持つ。

そうすると、価格の上下に左右されず、諸々の手数料だけで株主優待の獲得が可能となる。

今日、保有銘柄のコストダウンの観点で行う「つなぎ売り」があることを知った。

これ、まず、株式の長期保有戦略であることが前提。

自分は長期保有戦略はかなり縁のある銘柄に対してしかせず、保有は1銘柄のみ。

理屈は至ってシンプルで、保有している現物株はそのままホールドしつつ、株価下落の局面で空売りを仕掛け、底値になったら手仕舞をする。

空売りの利益と現物株の調達価格を相殺することで、現物株の購入価格を下げるということである。

この先は心理的な話になる気がするが、もし、現物株の購入価格を0円とすることができれば(=購入した現物株が調達時よりかなり値を下げているということになるが・・・)、その先はいくら値が下がろうが、安心して保有できるのではないだろうか?

右肩上がりのアメリカ株ではできない、日本株ならではの手法だな。うん。

2019年9月ポイ活の旅


今週末は3連休。

だからというわけではないのですが、ちょっと大阪に行ってきます。

目的は2つ。

小次郎講師の定例セミナーがあるのと、マイル活動。

今回のマイル活動はロケットマイルを使った、間接的なマイル購入です。

ロケットマイルはホテル予約サイトなのですが、上手く使うと1マイル単価2円程度で間接的にバイマイルできます。

ロケットマイルを使った活動は、Heathrow Rewards⇒A3マイル⇒TGビジネスクラス航空券とすることを目論んでいます。

※ロケットマイルから直接A3マイルも可能ですが、ちょっと狙いがあってHearthrow Rewardsを経由しています。

シンプルにバイマイルできれば話は早いのですが、ホテル予約サイトなので、ホテルに宿泊しなければなりません。

そこで、小次郎講師の定例セミナーと合わせて大阪旅行と相成りました。

それでは皆様、よい3連休を!

頑張れ!楽天モバイル


YouTubeのテレ東NEWSで楽天モバイルの記者会見やってた。

テレ東NEWSは記者会見とか全編残してくれるので、大変助かる。

10月1日からパイロットサービスっぽいことを始めるらしい。

しかも2020年3月末まで無料らしい。

端末ラインナップを見ると、僕が大好きなXPERIAもある。


しかも、楽天モバイルの端末は「落書き」が無い。

上の写真を拡大してみてほしいのだが、例えば、左側の端末には、

「docomo」という落書きが本体に刻み込まれている。

僕は現在MVNOを使っており、XPERIAを使っているのだが、

端末本体に

docomo

という落書きが刻み込まれており、非常に嫌なのだ。

一時期海外モデルに切り替えることも考えたのだが、自身の生活がおサイフケータイ機能に大きく依存してしまっているため、Felica搭載は必須なのだ。

しかし、おサイフケータイは日本独自のガラパゴス機能のため、海外モデルにFelicaは搭載されていないのである。

そんなわけで仕方なく落書きが刻み込まれたXPERIAを利用していたのだが、落書きのない「キレイ」なXPERIAが使えるだけでも楽天モバイルを使う価値があるような気がしてきた。

10月からのパイロットサービスに応募してみようかな。

頑張れ!楽天モバイル

Aviosを使ったJAL国内線の予約が330日前から可能になった件


本日2019年9月10日より、JAL国内線が330日前から予約可能になりました。

この影響(!?)を受け、Aviosを使ったJAL国内線の予約も330日前から可能になっているようです。

その前まではと言うと、60日前からの予約が可能となっていました。

実際に試してみると、約70日後である2019年12月21日の羽田~伊丹間が予約可能になっていました。

残念ながら自分が乗りたい時間の便が無いため、この日は有償航空券になりそう(´;ω;`)ウゥゥ

自分は結構前もって計画立てる派なので、330日前から予約が可能になっている点は助かる。

とはいえ、Aviosを使ったJAL国内線の予約は高頻度でルールが変わるので、柔軟さが必要です。

脱社畜に向けた発想転換


台風15号が通過した翌日、交通機関は大混乱となった。

特に千葉県は影響が大きかったらしい。

JRの駅では入場規制がかかり、東京ディズニーランド顔負けの大行列になっていたようである。

2kmの行列はディズニーランドでも見れないのではなかろうか。

JRも航空会社の上級会員みたいなの作って、上級会員は優先的に駅と列車に乗れるとかしたら面白いのに。

ちょっと脱線したが、この光景を見て、依然として会社に出社するワークスタイルが圧倒的多数なんだと感じた。

IT技術が進化して、技術的には在宅ワークは可能なのだが、人事制度が追い付いていないのだろうか。

昨日参加したマネフェスで、藤巻健史さんが、日本はGDPが長年横ばいになっていると話していたが、こういうのがその典型なのだろうか。

こういう自分も今日は無難に出社してしまったが、駅で2キロの行列を見かけたら「今日は出社せず、在宅ワーク」とか、「今日は休み」とかいう決断を下せる男になりたい!




マネフェス2019(第10回 世界の資産運用フェア)


勝手に自分が師匠としている内藤忍さん主催(!?)のセミナーである、マネフェス2019(第10回 世界の資産運用フェア)に参加してきた。

全てのセッションに内藤忍さんがモデレーターとして登壇し、いろいろな投資商品のメリットデメリットをオープンにしてくれるので、投資フェアの中ではかなり好きな部類に入っています。

写真は藤巻健史さんとの対談(それにしても、藤巻さん活舌悪かった・・・・)

不動産投資が多く、仕掛ける金額がそれなりにでかいので、このセミナーを通じてさっそく投資というのはなかなかできないのだが(注:ビビっているわけではなく、既に与信枠をフルに使いきって投資活動しているので、投資余力がないのです・・・)、リスク資産に対する考え方を復習するには非常に良い機会なので、ほぼ毎回参加している。

内藤忍さんは10年前に知り、当時からアセットアロケーションを意識した投資を推奨していた。

今回、参加者特典として「お金の増やし方ロードマップ」なる冊子を頂いた。

不動産投資が中心となる本セミナーにおいても、アセットアロケーションを意識した分散投資がベースになっていることを確認でき、何となく安心した。

投資の初心者はまず投資信託の積み立てから始まり、次のステップとして不動産投資にチャレンジ(「お金を借りる力」を活用するのがポイント)とのこと。

ちなみに、「お金を借りる力」は主に会社員が使うことができ、サラリーマンの数少ないメリットの一つです(ただし年収500万円以上無いと「お金を借りる力」は発揮できません・・・・)

圧倒的大多数の人はこの借りる力を、住宅ローンという債務の取得に充てているのですが・・・・。

ちなみに、投資信託~不動産投資のステップアップの流れ、あまり意識していなかったのですが、自分も同じ道を歩んでいました。

2007年頃から投資信託の積み立て開始。

2013年から不動産投資にチャレンジ。(最初の購入物件が新築だったのが汚点ですが・・・)

内藤忍さん、ワイン投資とか現代アート投資とか、たまにぶっ飛んだ方向に行ってしまいますが、個人的には師事するに資する方と思っています。

次回は2020年2月開催。

とりあえず次回も参加する予定。



クラウドサービスのリスク


2019年8月23日にAmazon Web Services(AWS)で大規模障害が発生しました。

個人的には「ついにやっちまったか」という感じ。

クラウドサービスのメリットは、ITシステムを自社で運用する必要がなくなるのがメリット。

一方でリスクとしては下記がある。

1.預けたデータが第三者に漏洩しないか

2.障害発生時は、自力での障害復旧ができない(神に祈るしかない)

1.はスノーデン氏の功績により、少なくとも当局には漏洩することが判明している。

よって、当局に漏れるだけであれば構わないと腹をくくれるのであれば、問題ない。

逆にそれを受け入れられないのであれば、ITシステムはオンプレミスにして自社運用をしていく必要がある。

2.は正直クラウドサービスが今後普及していけるかのカギになると思っていた。

今回のAWSの障害で見事に実証されたが、クラウドサービスで障害が発生してしまうと、管理者は何もできず、ただ指をくわえて復旧を待つだけとなる。

上司から状況報告や復旧目途を求められても「わかりません」という、マヌケな回答しかできなくなってしまうのである。

個人的には、クラウドサービスが高い可用性を維持し続ける限り、クラウド移行は進むと考えていた。

しかし、今回の様に、クラウドサービス側で派手に障害を起こされてしまうと、利用者側はその前提でITシステムの運用を考え直さなければならない。

クラウドサービスもたまに派手な障害が起きることを踏まえた、選択肢は下記と考える。

選択1.クラウドサービスでもたまに障害が起きるものとして受け入れる。

選択2.障害発生時に状況把握ができない点や、自力による復旧活動ができない点をリスクとしてとらえ、オンプレミスの運用に戻す

選択3.障害発生時のデメリットはあるものの、クラウドサービスならではのメリットもある。デメリットを削減しつつメリットを享受するため、ハイブリッドクラウド(半分クラウド、半分オンプレミス)構成にする。

どれを選択するかは、業種業態やシステムに求める可用性によって異なると思う。

重要インフラ事業領域(「情報通信」、「金融」、「航空」、「空港」、「鉄道」、「電力」、「ガス」、「政府・行政サービス(地方公共団体を含む)」、「医療」、「水道」、「物流」、「化学」、「クレジット」及び「石油」の14分野)については、選択肢2か、選択肢3を選ぶべきだと思う。

ちなみに、選択肢4として、別々のクラウドサービスを併用するハイブリッドクラウド(例えば、AWSとAzureにそれぞれ構築して冗長化する)も考えてみたが、IaaSってそれなりに管理が複雑であり、IaaSそのものは利用を1つに絞って使うべきというのが僕の意見。

ちなみにクラウド活用が進んでいる米国では、IaaSの管理設定の不備による情報漏洩が相次いでいる。

事件1.Verizon加入者1400万人の個人情報、業務委託先が「無防備状態」でクラウドに保存

事件2.ダウジョーンズ、400万人の個人情報がアクセス可能な状態で公開

事件3.WWE、300万件の個人情報がアクセス可能な状態で公開

事件4.米陸軍の極秘情報がAWSで公開状態だったことが発覚